近くて、遠い。 -鮎川奏多- P2

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「気をつけ。礼」







「さよならー」









ついに、

ついに。






夏休みだ！









奏「よっしゃあああ！」









A「奏多うっさ…」









ハ「俺ら受験生だけどな」









A「確かに」









海「ねえねえ！皆でどっかいこうよ！」







光.豪「おっ、いいね」







A「あ、私もどっかいきたいい」









と、会話するあいつらの中へ入る









奏「あっ、ハルカ！お前夏休みどうすんの？」









ハ「別に。特には」








奏「あ、そう」








美「ハルカ。凛々子さん、ニューヨークに帰る日決まった？」





ハ「ああ。日にちはまだみたいだけど、今月中って」








美「そっか、」








A「今月中か…」






奏「寂しくなるな」









光「ハルカのお姉さん帰っちゃうの？！」








海「まじかよぉ…」







豪「うわ〜超ショック…」









っていいながら皆席にもどる









A「海行きたい…」




奏「よしっ、じゃあ海行こうぜ！」









「いいねー！」








奏「凛々子さんのお別れ会も兼ねて！」









みんな、賛成で、海に行くことに。









海「スイカ割りしよう！」







光「花火も！」




豪「あと、水着とか水着とか水着とか！」









奏「水着水着水着水着…」









A「まじきもい…」






ハ「めんどくせえな…」







引くレベル。

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