レイリーが… ページ48
暫くして僕は目を覚ました、僕の上には毛布が掛かっており近くではレイリーが焚き火をしながら飲み物を飲んでいた
貴方「ん、レイリー…迷惑かけたね。ごめん…」
レ「そんなこと今さらじゃないか…A、話したい事がある。そこに座りなさい」
貴方「…？」
僕は立ち上がり近くの丸太に腰をかけてレイリーを見た、レイリーはいつも以上に真剣な目で僕を見た…何でだろう？
レ「実はな、A…。」
貴方「うん…？」
レ「Aは、ルージュの実の妹ではないんだ。」
貴方「ハ……？」
え、ルージュが僕の実の姉じゃない…？それって、どういう事…？小さいころから僕は…ルージュの近くに居たのに…
レ「A、今から聞くことをしっかり聞いて理解しなさい…。Aは、私の娘だ…」
貴方「え……―――？」
レイリーの娘…？それってどういう事…？全然、全然意味がわかんない…だって、僕がレイリーと関わりを持ったのはルージュがロジャーと関わりを持ってからだもん…
貴方「あ、あはは…変な冗談よしてよ…」
レ「冗談ではない…、私ととある女性の子だ。その女性というのが…ルージュの従妹だ。」
貴方「は…？ねぇ、わかんないよ、わかるように説明してよ…」
レ「…つまり、Aは私とルージュの従妹の娘なんだ。」
貴方「なんで…何で、今さらそんな事……だ、第一…レイリーがお父さんだとしたら何で僕はルージュとの記憶しかないの!?」
レ「…Aは、昔…海に流されたんだ…。」
貴方「海に…？」
レ「町に大きな津波が襲ってきてな…それで、彼女とA。お前は海にのみこまれた…その後、私はずっとAと彼女の事を探していた…。先に見つかったのは彼女の方だ、彼女は…海でおぼれて…息を引き取っていた…。」
貴方「っっ……」
レ「私は希望を失ったよ…だが、次に寄った島でロジャーがルージュを連れてきた…。Aは、ルージュの服につかまって怯えながら私たちの前に立った…生きていた、その事が嬉しかった…だが、波から守れなかった私が父親と名乗るのもどうかと思ってな…そのままルージュに預けることにし、Aはルージュの妹として育てられた…。」
貴方「信憑性に欠ける話だよ…そんなの…」
レ「そんなことはない…Aは、彼女にそっくりだ。」
そう言って見せてきたのは私の母だという女性の写真だ、確かに…私とそっくりな顔だちをしていた…。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｼﾗｽ - やはりこの作者は天才だ (2017年8月8日 1時) (
レス) id: 909653b36f (このIDを非表示/違反報告)
さや - 感動と最高！しか、うかばないよー！すっごいよかったです！！ ありがとうございました (2015年9月12日 0時) (レス) id: 37eb1a06a3 (このIDを非表示/違反報告)
宇尾香 - エースゥゥゥゥ！結婚しよ(´・ω・`)スミマセン。はい。とってもいい作品でした作者大好き← (2015年2月17日 16時) (レス) id: 1cff7fc6ec (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き - うう〜泣ける話しだ〜(〜д〜)アニメでもエース生きてほしかったけど、小説で生きててくれてよかった！作者サイコー (2014年9月7日 18時) (レス) id: dd4ef7a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎 - すごい!!!!!! 泣けました!!!!!! (2014年8月8日 19時) (レス) id: 298165e328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：問題児＋普通＝私[叶汰] | 作成日時：2013年3月28日 23時
