食事の時間! ページ10
『......あ、れ...』
私、寝てたのか
大きな欠伸をして体を伸ばす、ふといい匂いが鼻を刺激した
ん?これって
「あ、起きたんやね!おはよう!...あ、今はもうこんばんわやね!」
キッチンからひょっこりと顔を覗かせたのはお茶子ちゃん
『この匂いって...』
「ハンバーグ!」
嬉しそうに頬を緩めるお茶子ちゃん、可愛いね
「てめぇ何一人で寝てんだ!!さっさと食え!」
『え?私のもあるの?嬉しいな、作ってくれたんだね』
「んなわけあるか!」
ダンっと思いっきり机を叩いて怒鳴る勝己くん、照れてるのかな?
「お兄さん、落ち着いたら?しわがふえるよ?」
「うっせぇガキ!」
『落ち着いてよー、代わりに洗い物とか私がするからさ、ね?』
「え?いいの?Aさん、今日は僕だよね?」
さっきまで勝己くんを煽っていたのは何処へやらコロリと対応を変えるキャラくん
『うん、元々私が寝ちゃってたのが悪いわけだし』
席についてハンバーグを食べながらキャラくんと雑談を繰り返す
『はぁー、美味しかった、ありがとうね』
私が一番最後に食器を持っていき、洗い出すとくいくいと服を軽く引っ張られる
『ん?どうかした?フリスク』
「あの、ねこれからは皆で一緒に食べたいんだ、だから、その...」
もじもじとするフリスクは何処と無く可愛らしかった
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作者名:バリア | 作成日時:2018年12月1日 21時