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弐拾伍 ページ27

…______



此処は、何処?



私は、いつの間にか暗い闇の中
一人で立っていた。


ふっと目を伏せたとき、足元にかかる淡い光に気づいた。





なんだろう…?





足をどけて見ると、ドアがあった。

淡い光を発していたのはこのドアであった。









ドア…なのだろうか?

地面に、ドアがついていた。






 


何故だろうかは分からないが、

何かが、


私の何かが、このドアを開けろといっている気がした。







 





 






 



私は、躊躇いながらも、ゆっくりとドアを開け、その中に引きずり込まれた。



「…んんっ

っ!!」





眩い光に目が眩んだ。

目を開けると、





 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



そこには、自分がいた。


いや、正しくは私ではないのだが、確かに私であった。







 
 
 
そこにいた私は、柱の皆さんに囲まれて、

周りに笑顔を振り撒いていた。



 




「…なに、、っ!!

こんなの、、私、知らない…!!」


こんな風に、

理想というものは現れるのだろうか。




 



何て、苦しいのだろうか。









 
 
 
 
「はっ、はぁっ、はぁっはっ」




呼吸が、出来ない。

胸を押さえながら、膝をついた。




 



 




“私”は、一瞬私と目が合い、

柔らかく微笑みながら手を振った。




 

 


その様子を見届け終える前に、私の視界は暗闇に落ちていき、









 




 
 
 
 
 
 
 





 



 


 


 
 
 
 




______目が覚めた。

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- ゆきえさん» ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2019年11月3日 23時) (レス) id: c63990faea (このIDを非表示/違反報告)
- ゆきえさん» ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2019年11月3日 23時) (レス) id: c63990faea (このIDを非表示/違反報告)
ゆきえ - こんばんは、読んでみたら凄く好みでした。更新頑張ってください! (2019年11月2日 22時) (レス) id: 7a259da409 (このIDを非表示/違反報告)
- 零さん» コメントありがとうございます!! すみません!直しておきます! (2019年10月16日 23時) (レス) id: c63990faea (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼します!富岡さんは「富」ではなく「冨」ですよ。これからも頑張ってください! (2019年10月16日 23時) (レス) id: da18fbc248 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年9月9日 22時

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