第七ノ話 大荒れ入学式(2) ページ10
「そんな孫と撮った一枚がこれです。よくない?」
机の上にタァーンといい音をたてて
そこには理事長ともう一人、小さくてひょろい青髪の少年が。
あいつが入間か。ちょっと触ったらすぐつぶれそうな見た目だな。
でもまあ、あのじいちゃんがわざわざ人間界に行ってまで連れてきたってことなら、それほどの奴ってことだ、後から期待させてもらおうじゃないか!
「じゃ、言いたいこといったから、終わり!」
孫自慢だけしてバイバーイと颯爽と帰っていくじいちゃんに全員ポカン。
てか机の上にポスター置きっぱだし。
ドンマイ、入間君。後で会えたら慰めておいてやるとしよう。
「では続きまして、新入生代表挨拶。」
しれっと続けてるカルエゴだけど、こいつ今めっちゃ耐えてる。
プルプルと小刻みに震えてるよ。
それが面白くてじっと見てたらカルエゴが振り返り、俺を睨んできた。
おおっと、なんか怒りの矛先がこっち向いたよ。
君視線に敏感だね。
そしてその人を射殺するくらいの威力のある視線をやめてくれないかね?
番犬に目で射殺される虎とか冗談にもならないから。
よし、ここは必殺目線そらし!
この時俺は忘れていた。
じいちゃんが本気になったら何が起こるのかということを······。
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ぬう(プロフ) - 更新ばんざい! (6月25日 9時) (レス) @page6 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 レオ - コメントと応援ありがとうございます!頑張ります! (6月24日 20時) (レス) id: 30c9837ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - す、、すごく良い!!!最高です( ◜ω◝ )喋り方とか性格とか設定とか全てにおいて神です。更新楽しくお待ちしております (6月23日 17時) (レス) @page5 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神無月レオ | 作成日時:2023年6月20日 7時