検索窓
今日:9 hit、昨日:50 hit、合計:214,932 hit

リアコ。26 ページ26

飛貴side





夜公演も無事に終わり、楽屋でだらだらしていると、何か思い出したかのように龍我が唐突に叫んだ。







龍我「ねぇ、お昼の子たちまたいたよね!!!」







那須「え、まじでぇ?!どうなんですかぁ浮所さーん!」







金指「俺浮所がその人にファンサしてるの見たよ」







那須「まじ?!」







大昇「あれでしょ、めっちゃ笑顔で指差ししてからのハート!!大昇ママびっくりしちゃったわぁ」








…もうなんで君たち見てるかなぁ。









「ていうか大昇ママとか嫌なんだけど」







龍我「え、で、どうなの‼!?」








「何が!」








龍我「ファンサするってことは好きなんじゃないの!!」









…は?









「なんでそうなるの!!みんなしてさぁ、なんで今日は那須じゃなくて俺をいじめるの!!」








藤井「なぁくんにお話してもいいんだよ、飛貴♪」








「いや、急に名前呼び何?!やめて!怖いよ藤井くん!すっごい悪い笑顔してる!!」








金指「今から探しに行って告っちゃえばいいじゃん」









「かーなーさーしー?!ひどい!!もう!俺ステージもっかい行ってくるから!」









どうしてステージに戻ろうとしたかはわからない。








だけど、そこで君にまた出会えたから。








好きとかじゃないって思ってたけど、違った。








目があった瞬間、「この子じゃなきゃ嫌!」って思ったんだ。








だから、電話番号をメモった紙を、スマホを受け取って急いで出ていこうとする君に渡した。








受け取ってもらえなかったけど。







でも、どうしても君と「アイドルとファン」の壁を壊したくて。








「じゃあさ、もう一回会えたらそれって運命でしょ?その時には、受け取ってね?」









いたって冷静な君に、思わずそう言っちゃった。








勢いで言っちゃたけど俺、なんかまた会える気がしたから。








ファンの子たちには申し訳ないけど、俺はどうやら、1人の女の子に恋しちゃったみたい。

リアコ。27→←リアコ。25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
569人がお気に入り
設定タグ:浮所飛貴 , 佐藤龍我 , 美少年   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

seasound*(プロフ) - サラさん» そうなんですね!教えていただきありがとうございます。お話の都合上、訂正せずにそのままにさせていただきます!ごめんなさい。 (2019年10月15日 22時) (レス) id: dde5b1dc7f (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - サマステはうちわ持ち込めないですよ! (2019年10月15日 0時) (レス) id: 2c26559adc (このIDを非表示/違反報告)
seasound*(プロフ) - けーぽさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年10月14日 11時) (レス) id: dde5b1dc7f (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - 好きです!(え、急の告白)このお話すんごい好きです!更新頑張ってください! (2019年10月13日 23時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぬれおかき | 作成日時:2019年10月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。