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孤独から4【hrfjksk】 ページ7
※死ネタ含みます
ヒラside
何も変わらない帰り道。そう思っていた。
けれど、横断歩道に差し掛かった時だった……
……最悪な事が起きたのは。
「ヒラっ！！」
突然、フジに押された。訳がわからなかった。
そのまま尻もちをついて、前を見た時だった。
……フジが血を流して倒れていた。原因は信号無視のトラック。
僕はただ呆然とするしかなかった。
……気づけばこーすけと病院にいた。
そしてフジは……死んだらしい。
「なんで……僕なんかかばって……」
「ヒラ……、お前のせいじゃねぇ。だから自分を責めるな」
こーすけはそう言った。けど、こんな僕より、フジのほうが断然、存在価値があった。なのに……。
……あれ？なんだろこれ？
フジの鞄から見覚えのないノートが出てきた。
こんなノート持ってたっけ……？
フジには悪いけど、少し見てみようかな？
これは……日記？あ、昨日のもちゃんと書いてある。やっぱりフジはしっかりしてるなぁ。
あれ？最初のほうのページがのりでくっついてて開けない……。
このページには何書いてるのかな？
いや、余計なことしないほうがいいよね。
今までありがとう、フジ。これからは僕フジみたいになれるように頑張るよ。
フジが生かしてくれた命、大事にするね。
……END？
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作者名：カナリア | 作成日時：2018年1月21日 9時
