ずっと探してたんだ ページ11
ラギー ｢ま、知っていたというより。A君が今話した時点で、"真実"になったんス｣
ジェイド ｢フフフ｣
『せ、説明が欲しいです』
ラギー ｢ほんじゃー説明しますけど、ちゃーんと、ついてきてくださいッス ──────────
レオナさんがオーバーブロットしたあの日。
みんなでブロットの化身を追い出したッスよね？
多分、A君がS.T.Y.X.に連れ去られたのもその日のはず。その日から姿が見えなくなったし｣
『その通りです』
ジェイド ｢その日僕達も、学園長とAさんの接触を目撃していますから。その事は、レオナさんに情報提供いたしました｣
『無料で、ですか？』
ジェイド ｢フフ、もちろん。アズールが対価と引き換えにしましたよ｣
『あぁ…………ですよね』
ラギー ｢そんで、レオナさんはオバブロ回復のため処置を受けたあと、ずっとA君のことを探してたんス。
でも………転校先探しても見つからないし、学園長に聞いてもはぐらかされる。
そこで、対価を払えばなんでもしてくれるっていうオクタヴィネル寮に行って、アズール君にアンタについての手がかりを少しでもいいからって求めた。
そしたらジェイド君とフロイド君が、最後にアンタと学園長が一緒だった……というか。学園長が無理やり連れて行ったのを知ったんス｣
マレウス ｢なら、オルグイユ家についてはキングスカラーが調べたということか｣
ラギー ｢さすが時期王様ッスねぇ。ご名答｣
フロイド ｢そんでー、その事教えてやったらトド先輩がアズールと一緒に【古代書物】の解読とかしだしてさぁ〜｣
ジェイド ｢その時レオナさんがおっしゃっていた話によると、Aさん。あなた、レオナさんに学園長との会話を聞かれていたらしいですよ｣
『いつですか！？』
ジェイド ｢あなたが保健室で治療を受けている時、お見舞いをしに行くと学園長が先客でいらして。
扉の前で話を聞いていたら、学園長があなたを【オルグイユ君】と呼んでいたと。
いわゆる、盗聴というものですが役に立ちました｣
ジェイドが唇を横に引くと、今度はラギーが尖った歯を見せて言った。
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小鉄 - 私昨日から小説書かせていただいてるんですがきっかけが主さんなんです！ずっと憧れでしたまだまだ上手に書けていませんが主さんを励みに頑張ります！ (2022年12月10日 15時) (
レス) id: 15ea1c6ed3 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - 暇人さん» ありがとうございます😭 (2022年2月17日 23時) (レス) id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
暇人(プロフ) - やばい好きすぎる (2022年2月16日 16時) (レス) @page32 id: 56c105e887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金木犀 | 作成日時：2021年11月6日 16時
