鬼滅の刃〜半鬼の鬼狩り〜

〜竈門家への帰り道（炭侍郎・龍馬）2〜 ページ4

三郎爺)こら、炭侍郎‼︎

炭侍郎)うん⁇

三郎爺)オメ〜さん…これから山に帰るのか⁇
危ないから辞めろ。

炭侍郎)俺は、鼻が効くから平気だよ。

龍馬)炭侍郎…あの爺さんは誰なんだ⁇

炭侍郎)あの人は、三郎爺さんだよ｡

三郎爺)炭侍郎…オメ〜さん、今日は1人じゃないんだなぁ。

炭侍郎)はい、俺の家の近くで協力して暮らしている家族と一緒なんですよ｡

龍馬)初めまして…真田 龍馬と言います。
竈門家の近くにある月屋敷で彼女の玲美愛と2人で暮らしてます。

三郎爺)オメ〜さん、龍馬って言うんだなぁ｡
オメ〜さんにも、言うが…今から山に帰るのは辞めろ…人喰いの鬼が出るからなぁ〜｡

龍馬)人喰いの…鬼⁇
炭侍郎…鬼が出るのか⁇

炭侍郎)人喰いの鬼⁇
詳しくは、俺も分からないけど…昔からの伝承だよ。
本当に夜に現れるのかは知らないが…｡

龍馬)そうなんだ…｡
だが…彼女が待っているから帰れないのは、困るなぁ…｡

三郎爺)オメ〜さん達が鬼狩り様の武器を持っているなら、注意しないんじゃがなぁ…｡

龍馬)…武器⁇
一応…家宝の刀なら、貴重品の為…2つ持って来ているが…｡

《真田家の家宝である刀を２つ腰から取り出す》

三郎爺)龍馬…オメ〜さんの刀、２つとも鬼狩り様が持っているん武器…『日輪刀』じゃなぁ〜｡
なら、帰って大丈夫だろう｡

炭侍郎)日輪刀…この２つが、鬼狩り様の武器なのか⁇

三郎爺)そうじゃ…｡
詳しくは知らんが、人喰い鬼を殺せる唯一の武器じゃ…｡

龍馬)家宝の刀が２つとも『日輪刀』とは…｡

炭侍郎)真田家の家宝が『日輪刀』って、凄い偶然だなぁ｡
龍馬のおかげで家に帰る事ができるな。

龍馬)本当…持って来て良かったよ｡
《真田家は、鬼狩り様と関係があったんだなぁ。
《鬼狩り様に関しても、書庫に残されているかもしれないなぁ…｡
《月屋敷に、真田家が組まれた理由はこれだろう
《姫宮月家の刀…アレも『日輪刀』なら、姫宮月家も鬼狩り様と関係があったのかもなぁ…｡
《月屋敷に戻ったら、書庫を調べて見ないとな…

三郎爺)…とりあえず、帰るなら気付けて帰れ｡

炭侍郎)分かった｡
気おつけながら、急いで帰るよ。
…帰ろう、龍馬｡

龍馬)あぁ…急ごう｡

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