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『灰色の記憶 1』 ページ21
心地いい陽射しに照らされて
木々のざわめきに耳を傾けて
フカフカのソファの上に寝そべり、瞳を閉じて
暫くそうしていれば、ふと頭を撫でられた。
少し硬くて、ザラザラした、でもとても優しい、大好きな手だった。
【…て、起きて、サヤ】
本当は寝てなんてないけれど、何となく魔が刺して、狸寝入りを決め込む。
もっとも、彼女にはお見通しな気がするけれど。
【…うーん、困ったなぁ。サヤと見るアニメ、始まっちゃうんだけどなぁ】
そう言ってる声は明らかに
ほーら、やっぱり気がついてる。この人に隠し事とか嘘なんて成功した試しがないのだ。
【すっごく、楽しみにしてたんだけどなぁ】
ーーほんとに？
【もちろん！】
ーーじゃあ、おきてあげても、いーよ？
そう言ってゆっくり目を開ければ、眩しすぎる光の中に、大好きな貴方がいた。
【ふふ、おはよう。サヤ！】
ーーおはよう、
ママ！
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花南(プロフ) - コリーさん» うわぁ、コメントありがとうございます、とっても嬉しいです！！ 更新、頑張ります(｀_´)ゞ (2020年6月11日 21時) (
レス) id: ce7cd0fe35 (このIDを非表示/違反報告)
コリー - 気になる〜〜〜 とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！！ (2020年6月11日 16時) (レス) id: 40d23dab50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花南 | 作成日時：2020年3月8日 6時
