��.｢huge｣ ページ9
「じゃ、私は用事あるから」
「え」
そう言ってメアリーさんと別れたのが数分前
私は今、マルコさんと二人で親父と呼ばれている人が居る部屋へと向かっている
それはいいのだが
「……」
「………」
(気まずいっ!)
喋りかけようにも喋りかけ難い
なんて声を掛けようか悶々と考えていると
「着いたよい」
いつの間にか着いていた
目の前には自分よりデカい扉がそびえ立っていて、それ、に息を呑んだ
緊張で手汗を掻き始め、震え、寒気も出始めた
(私は、どうなるんだろうか)
などと余計なことを考えてしまう
結局はこの船の人に助けてもらってから決まっていたことなんだ
何をされようが、どうなろうと仕方ないことなんだ
そう自分に言い聞かせる
「おい、早く入らねぇのかよい」
「あ、はいっ！」
少し裏返った声も気にせず、小走りで扉の先に居るマルコさんのとこへ向かった
部屋に入った瞬間、心臓がざわざわとした不思議な感覚に襲われた
まるで体が拒絶反応を起こしているかのような感覚だった
次第に息苦しさも感じ始めた
そして目の前の人物、この部屋の主を見た瞬間
私の緊張は最高潮に達した
「そいつが昨日言ってた小娘か」
「あぁ」
取りあえずデカい、それだけは皆に伝えておこう
続く (更新停止中)
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与太郎(プロフ) - ペローナ大好き少女さん» ありがとうございます！！そう言っていただけるととても励みになります！ (2018年9月7日 19時) (
レス) id: de0aaaabf7 (このIDを非表示/違反報告)
ペローナ大好き少女 - 面白そうですね！続きがとても気になりますヘ(≧▽≦ヘ)大変だと思いますが、更新頑張って下さい！ (2018年9月6日 22時) (レス) id: e10f2bacab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：与太郎 | 作成日時：2018年6月17日 22時
