生意気ざかり (緑) (ページ34)

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なまいき度 34% ページ34

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『あ、Aちゃん！』

「大島ちゃん」

私を見つけて小走りで駆け寄ってくる女の子。

よく休み時間保健室で恋バナしたっけ。

人懐っこくて愛らしい笑顔は男女問わず誰からも愛されると思う。

『え、めっちゃ痩せたね！どしたの？』

「あー最近ダイエットしててさ笑」

『しなくても十分細いよ、！』

「いやいやいや笑」

『今度教えてっ？』

「もちろん。また遊びおいで？」

『うん、行く！』

じゃあね～って小さく手を振った後、待ちくたびれて携帯をいじってた大倉くんにペタッとくっついて、

『お待たせっ』

なんて、超似合う台詞に可愛い笑顔。

大『おっそいわ。今日美優の奢りな』

『えー。今日は忠義でしょー』

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そっか。そうだよね。

あれからもう何ヶ月も経ったもんね。

忘れられて当然。私が引きずり過ぎただけなんだ。

本当に終わりなんだ。

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