きしょ！ ページ23
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貴｢おん。｣
…嘘ついてる事も、見透かされそう。
しょーもない嘘だけど、
自分の誕生日に自分の家族が亡くなるって
想像もしなかった。
実際なってみると、
周りまで不幸にすんだよな。
自分の誕生日にお墓参りなんて…
世間は、イヴだってのに、
辛気臭いし、気を遣わせるし。
何も祝えない。
だから、この話は誰にも言うつもりは無い。
自分だけが分かってればいい。
寂しい、悲しい気持ちになるのは、自分だけでいい。
他人にまで背負わせるつもりも、同情されるつもりも無い。
貴｢…しょーもな。ﾌｯ｣((ﾎﾞｿｯ
コ｢ん？｣
貴｢んーん。｣
コ｢…誕生日何が、欲しい｣((ﾍﾟﾗｯ
貴｢…意外だな。｣
コ｢？｣
貴｢コブラって、そーゆうのしない奴だと思ってたから｣
コ｢…ﾌｯ イヴだし、お前が生まれた日だ。
幸せな日にして欲しいしな。｣
貴｢…幸せ。｣
コ｢ﾌｯ 考えとけ｣((ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
貴｢あ、おん。｣
また、雑誌を読み出すコブラ。
…なんか、こーやってコブラの隣で
ITOKAN全体を見るだけで
貴｢幸せ、｣
コ｢ん？何が？｣
貴｢あ、ほら。
こーやってコブラの隣に座って
皆を見てるだけで、結構幸せだったりするなぁって。｣
コ｢…俺が隣じゃなくてもいいんじゃねーか？｣
貴｢…え、隣だろ。｣
コ｢なんで。｣
なんでって
貴｢…コブラが隣に居なかったら寂しいだろ。｣
コ｢だけ？｣
貴｢え、あ、安心する。｣
コ｢で？｣
貴｢で？！ あと…その、 好きだから？｣
コ｢疑問形？｣
貴｢好きだから！｣
コ｢ﾌｰﾝ。｣
貴｢…ﾌｰﾝって…｣
…え、何この、尋問的な
なんか、変な感じ。
てか、言い損って感じ。
コ｢俺も、好き。だから、隣にいて欲しい｣((ﾎﾞｿｯ
雑誌をめくりながらﾎﾞｿｯと言うコブラ。
ﾄﾞｷｯ
貴｢…あ、ありがと。｣
…なんか、自分気持ち悪！
なに、あ、ありがと ってなんかきしょ！
…心臓おかしい。不整脈！？
チ｢ん？Aどした？なんか苦しいのか？｣
貴｢え？ なんで、｣
チ｢いや、手。｣
チハルは、胸をさすってる手を指さす
貴｢あ。いや、大丈夫!!!! じゃ、そろそろバイト行くわ!!!!｣
…分っかりやすい、動揺。
ダ｢今日、早番なん？｣
貴｢おん。人足りないって｣
ヤ｢そーか！気を付けてな！｣
テ｢あ、送るか？｣
貴｢いや、大丈夫。歩いていく。偶には運動しねぇと ﾊﾊｯ じゃ！｣
｢｢いってらっしゃーい｣｣
ﾊﾞﾀﾝ
貴｢…さて、どこ行こ｣
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登坂涼菜(プロフ) - 皆にも謝んないとな、笑｣ (2017年11月26日 11時) (
レス) id: 9ce1c4a763 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - いえいえ^^ このお話を知ったのは8月ぐらいなのですがすごく好きで何回も読み直したりしてます！ ほんっとに大好きです！ 応援してます！！！ (2017年10月31日 21時) (レス) id: 9260a5530c (このIDを非表示/違反報告)
夜々(プロフ) - 美咲さん» はじめまして、美咲さん！コメントありがとうございます<(_ _)> そう言って頂けると有難いです。 すごく好きとか、まじで、励みになります！ 本当にありがとうございます！ 頑張ります！ (2017年10月31日 20時) (レス) id: 8997cc97b9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - はじめまして！このお話結構前からすごく好きで読ませていただいてます^^気長に最新待ってます！頑張ってください!!! (2017年10月30日 23時) (レス) id: 9260a5530c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜々 | 作成日時：2017年9月12日 13時
