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カラオケに着いて部屋へ入ると椅子取りゲームの様に射止めたい相手の隣を狙う2人の女性。

……ハァ。

どこでもいいので邪魔にならない端っこの席に座る

〜♪

ぉー、始まった。

玲於「ここいい?」
貴「ぇ、あ、はい。どうぞどうぞ」


佐野さんが隣に座ってきた。

玲於「Aちゃんって隼どうやって知り合ったの?」

貴「ぁー、笑
そん時隼の留年が決まってて
たまたま授業で隣に座ってたら、すんごいショック受けてて、なんかほっとけなくてご飯に誘ってからですかね、笑」

玲於「相当落ち込んでたからなぁ、あいつ、笑」

貴「はい、笑
屍のようでした、笑
ぁ、隼が今日はごめんねって言ってました」

玲於「今日はほんとにビックリしたわ。笑
まさか、隼が風邪なんて、笑」

貴「馬鹿でも風邪はひくんですね。」

玲於「ね、笑
分かった、亜嵐くんにも言っとくよ」

貴「お願いします。」


ちゃんと思った通りに座る事が出来ているお二人


……良かった。

ただ、斜め前に座ってる岩さんは、
相変わらず営業スマイルを崩してない。


大人だなぁ。
目の奥笑ってないのに気付かせない振る舞い方とか
相手のさりげないボディタッチのかわし方とか

いつも、こんな風に合コンしてるのかと思うと

なんか、ザワザワする……。


ん?ザワザワ?


玲於「Aちゃん、これ一緒に歌わない?」

貴「ん?ぁー、うん…はい!歌いましょう!」

玲於「タメでいいのに」

貴「いや、年下なんで、笑」

玲於「じゃ、これからってことで。」

ほんのり赤い頬をポリポリしながらビールをあおる佐野さん



この人…かわいいなぁ



((ふふ


玲於「笑った?」

貴「ぇ?や、ぃーえ?笑」

玲於「笑ってんじゃん」

貴「笑ってない笑ってない」

玲於「笑ってた。絶対笑ってた」

貴「まぁまぁ、笑」

玲於「はい、笑ったー!笑」


亜嵐「次、玲於だよ!」


玲於「ん?」

貴「ほら、歌いましょ、笑」

玲於「ぁ、うん、」

マイクを渡すと素直に受け取る所も
歌い慣れない姿とかも、かわいいし






佐野さんおもしろいかも……笑






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作者名:夜々 | 作成日時:2019年3月15日 1時

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