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隆二「Aちゃん」((コソ

「…はい」

隆二「ごめんね?」((コソ

「……大丈夫です」

隆二「いや、大丈夫じゃ…」

龍友「隆二さーん!」

隆二「ぇ!なに!?」

龍友「肉行きましょー!」

隆二「ぇ?あ、行こ!」

龍友「ん?…A、なんか顔赤ない?どしたん?飲んだん?」

貴「は!?」

龍友「ぇ?」

隆二「ちょ!龍友!肉!どこ行くって?ね!」
龍友「ぁ、直人さんが」
隆二「直人さん!肉どこ行くんすか!」

龍友さんの背中を押しながら頭を下げる隆二さんが見えるけど、それに目もくれずトイレへ駆け込む


バタン


貴「…」


感触が、、、


残ってやばいです。


思い出しただけで


((ボッ


貴「無理だ…マジで、こんなの無理。」



もー、心臓が…もたん


貴「…助けてぇ」((ボソ



と、ドアに背もたれて頭を抱えてると



「まぁ、でもあれは、キスのうちに入らないかぁ」


「そーっすね。」

これって…さっきのぉ…だよね?

てか、そーっすね。って!ちょ!あれ!




貴「ファースト…キス…だったのに」((ボソ



「まぁ…でも、好きな子とのキス…ぁ、ちゅうか
ちゅうは、久しぶりだったんじゃない?」

「……ちゅうって…笑」

「キスって言えないならちゅうでしょ。
で、どうなの。久しぶりでしょ?」

「…まぁ、」


てか……なんちゅー会話!



「ふはっ笑」


「も!なんすか!」

「いやー?笑
岩ちゃんさー、好きって認めたね、笑」




へぇー。好きなんだ…ふーん……。


ん?


んん?


「ぇ?」


ぇーっと?好き?誰が?岩さんが?誰を?うちのことを?それは無いよ!


ないよないよないよ無いよ。


だって、あの国宝級イケメンの岩さんが
こんな、ふっっっつうのやつのこと好きになるわけない!
ありえない!


貴「てか、落ち着け。そんなんうちなわけないんだしさ。うん。落ち着け。」


((ガチャ


臣「ヤッホー」

貴「うわっ!」

臣「なに2人してwww
仲良いねーwww」

貴「何がですか!」

臣「聞いてたでしょ。俺らの会話」

貴「ぇ?」

臣「岩ちゃんはねー、触れただけのキスなんてキスとは言わないって言ってたの、傷付いたでしょ?」

貴「…ま、ぁ」

臣「ファーストキスなのにカウントしてもらえないって悲しいよねー」


貴「な、なんで、それをっ!」

臣「あれ?当てずっぽうで言ったら当たっちゃった」

ニコニコ臣さん


貴「ははは」

…この人の事……苦手になりそう



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作者名:夜々 | 作成日時:2019年3月15日 1時

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