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龍友「座らせて貰うわ」
隼「後から、ボックス行け!言うても行かんからな!」
壱馬「俺も!」
涼太「Aからお誘いなんて珍しいやん、笑
なんかあったん?」
貴「それがさー、健ちゃんが友達とボックス席で飲んでてさー、人も来ないし、なんか寂しいなあって思って……へへ」
『……。』
涼太((ふふ
貴「ぇ?なに。シカト?」
隼「ぇ、や、シカトとかじゃ、な、くて」
壱馬「なんか、お前が可愛いくみえた気がしたような……」ボソ
龍友「唐突なデレに頭が追い付かなくて……」ボソ
貴「いや、ちょっと何言ってるか分かんない」
涼太「ほんと、可愛いね」
貴「…へ?」
隼「ずるいよ!」
壱馬「ずるいっすわー!」
龍友「A、今の言葉忘れろ!」
貴「必死すぎ、笑
ちょ、涼太さんはお世辞ありがとう、笑」
涼太「お世辞なんて言うてないのに」
隼「涼太くん、ほんまずるいわ」
涼太「何が、笑」
隼「そんなん、俺も言いたいよ!可愛い!って!」
涼太「言うたらええやん笑」
隼「涼太くんはさ、そーゆうキャラやからええけどさー!俺は、このキャラよ?無理でしょ、笑われるのがオチ!」
涼太「どー思う?A」
まさかのうち!?
貴「ぇ、どやろ。
ちょ、1回言ってみて」
『ゴホッ!!!!』
急に吹き出す龍友さんと壱馬。
貴「ちょっ、汚っ!」
すかさず、お手拭きを渡してテーブルを拭く
龍友「すまん。笑」
壱馬「ごめんごめん、笑ありがと。笑」
めちゃくちゃニヤニヤしてるし
涼太「隼、言うて笑」
貴「1回でええから」
隼「マジかよ……」
龍友「ちょちょ、シチュエーションどんな」
壱馬「教えて下さい、笑」
隼「はぁ!?……いや、なんでもええわ!」
涼太「じゃ、Aに片思いしてて一緒に遊びに行く時の格好がどストーレトだった時の可愛い。」
龍友「ええやん!はい!3.2.1」
隼「や!急!!
……いや、あの、か、可愛い」
貴「ぇ、ぁー、ありがと」
『……。』
隼「何コレ!やだ!」
壱馬「いや、俺的良かったですけどね」
龍友「案外、良かったな。」
涼太「な。青春って感じがして、もどかしさが良かった」
壱馬「どーよ。言われてみて」
貴「いや、普通に良かったよ。」
隼「おかしくなかった?」
貴「いや、別に」
隼「ほんま?」
貴「おん。」
隼「可愛いってこれから普通に言うてええ?」
貴「勝手に言えや笑」
隼「冷た…」
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作者名:夜々 | 作成日時:2019年3月15日 1時