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『皆さん今日はノー残業デーです。
定時で帰りましょう』



いやー、働き方改革様様。

普通に定時で帰れるし、
最近は、飲みニケーションも少ないし。


最っ高。



時間潰しにキーボードをカタカタ鳴らしてたら




「岩田ー!」


この声は、、チーム長の直人さん。


「はい!」

すぐさま、机に駆け寄ると
小さい声で
「はい!これから合コン!」

「…ぇ?」


〜♪



鞄を手に持ち

お疲れ様でしたー。

と颯爽と出て行く直人さんのあとを追いかけ

エレベーターに乗る。


直人「臣と隆二ね。」

「直人さん。俺帰りたいっす。」

直人「今日はねー、CAと「ありがとうございます!」
でしょ?」


初めてだなーCAさん。


さっきまでとは打って変わって

わくわくとドキドキが止まんねーぜ!


会社を出ると


女の子と喋ってる2人を見つける。


直人「ぁー、ほんとあいつら。
あいつらに合コン必要?」

「まぁまぁ、笑」



すると、俺らに気付いた2人が駆け寄ってくる


直人「お前らさー」

すいませんとめちゃくちゃ笑顔の隆二さんと
捕まっちゃってとニヒヒと笑う臣さん


「行きましょ。直人さん!
CAさんが待っ んぐっ」

臣「岩ちゃん!」
直人「声おっきいから!」

直人さんが俺の口をおさえながら
臣さんは若干首を締めながら小さい声で話してくる。


「すいません」

隆二「岩ちゃんはほんとにK大出たの?笑」


「それは関係ないです、笑」


臣「まぁ、ないって事で。
今日、可愛い子そろってます?」


ふふふ とほくそ笑んでドヤ顔の直人さん

直人「直人さんに任せなさい!」


『おぉー!』



















「ビール下さい」

「なんや岩ちゃん。今日、合コンやったんちゃうん?」

ビールを差し出しながらBARの店長の健二郎さんが聞いてきた。


「だったんですけど。なんか、ドッと疲れが…」

健二郎「ふーん。相手があかんかったん?」

「…いや、可愛いかったです。CAさん。」

健二郎「は!?CAやったん!?俺も誘ってや!」

「直人さんに言っときます。」



健二郎さん!と呼ばれた健二郎さんは、頼むわ!と言って立ち去る。


「…はぁ、」


別に悪くはなかった。普通に可愛いかったし、
でも、なんか、どーこうなる感じにもなれず

先輩方を置いてここに来たのだ。


「岩さん、お疲れ様です。」

「あ、A。おつかれ」

貴「なんか、疲れてますね」

ふふふ と小さく笑うのは、
バーテンで健二郎さんのいとこのA。







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作者名:夜々 | 作成日時:2019年3月15日 1時

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