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緋山「あー、それ多分私だわ」


カンファレンス後のスタッフステーションにて、藍沢が白石に「名取は子供が苦手なのか」と問いかけていると、横にいた緋山が笑いながら言った。

緋山「昨日外来でさ、名取が患者の子供泣かせたのよ。アイツの愛想のない接し方が怖かったんだろうね(笑)だから、いい加減子供との関わり方くらい学べって言ってやったの。そしたらなんか困った顔してたから藍沢にでも聞けばって言ったんだけど」

緋山の言葉に、そういうことかと藍沢は呆れた顔をして溜息をついた。

藍沢「…お前は相変わらず人使いが荒いな」

白石「まぁでも確かに、藍沢先生ってどんな子供にも好かれるよね。それも昔から」

緋山「そーそー、ほんと謎よね〜、子供相手でも無愛想なくせに。翔北七不思議の1つ」

白石「それ、あと6個もあるの?(笑)」

そうして笑いあう白石と緋山を見ながら、まるで子供に好かれている事を知らなかったかのような顔で首を傾げる藍沢。


緋山「え、まさか無自覚…?」

藍沢の反応に、緋山が目を丸くしたその時…。


prrrr! prrr!

救命のホットラインが鳴った。


白石「はい、翔北救命センターです。」

「印西消防よりドクターヘリ要請です。萩原にある工場にて引火による爆発が発生。従業員15人ほどが巻き込まれた模様です」

白石「わかりました、出動します」

緋山「私と藍沢で先に行くわ。雪村も連れてく」

白石「わかった、フェローはピストンして向かわせる。私もそのあと行く」

緋山、藍沢「了解」


そうして翔北ドクターヘリは、忙しく現場へと旅立って行った。

3→←視線を合わせれば…



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佑妃奈(プロフ) - リクエスト失礼します。藍沢先生が重度の低血糖になってしまう話がみたいです。お願いします。このシリーズ大好きなので更新続けられていて嬉しいです!! (2022年9月23日 16時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
なのもん(プロフ) - すーさん» こちらこそ、リクエスト有難う御座いました!今後とも宜しくお願いします (2022年9月18日 0時) (レス) id: cf62cfc1e0 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - この度はリクエストに答えてくださりありがとうございます!とても素敵なお話でした。これからも応援してます! (2022年9月18日 0時) (レス) @page9 id: 23361e30d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なのもん | 作成日時:2022年9月17日 22時

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