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1週間後、俺らは星稜高校にいた。
そう、今日はベスト4と春高出場校が決まる日。
絶対に負けられない。
カウアン「ね!!!見て!!テレビ局来てる!!うわ!!凄いねえ!!!」
風磨「カウアン朝から耳元でうるせえ。何で朝からそんなに元気なんだよ.........」
カウアン「だってテレビ局来てるから!!凄くない!?」
春高の決勝戦は民放のテレビ局で放送されて、ケーブル局では準決勝も放送されるらしく、明蘭との戦いも放送されるらしい。
女子は4日あるからこんな事が出来るらしい。
まあ、男バレ人口が少ない事を表す象徴的なものだけど。
大阪にいる紫耀達の方も気合十分で、ベスト4まで残っているらしい。
A曰く、決勝には残れる!と紫耀が言っていたらしい。
北斗「あれっていつからあるっけ?」
『今日の試合全部テレビに入ります。リクエスト多かったんだって。やっぱりNext4が注目されてるからバレー人気も出てきてるんじゃないですか?』
岸「やる選手は男女減ってきて衰退期って言われてるけどな」
樹「何でこうバレーとの関わりまで切るんだよ。Aみたいなやつだっているのに」
A「まあ、でもそういう人だっていますよ!皆さん、これどうぞ。遅いし、タイミング悪いですけど。」
とAはある袋を取り出して番号順にそれを配っていく。
A「はい、顕嵐」
『ありがとう』
Aが渡したのは手作りのシューズにつけれるような小さなミサンガとユニホームの形をして、7という番号と喜多崎って書いてて、裏にも番号とARANと英語で刻まれてる手作りストラップ。
それをもらって、男達はもうさぞかし興奮。
A「ホントは初戦に渡したかったんですけど、バレたくないとか言ってたら間に合わなくて.......ありがちなものですいません」
北斗「いや、もういいんだよ。ありがちで!!俺らホンマに嬉しい!ありがとうA」
岸「よっしゃー!皆、これを今日は両方とも水筒につけて、絶対春高いくぞー!!!」
《おー!!!》
戦いが始まるのはきっと、もうすぐだ。
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きい(プロフ) - ふまけんloveさん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!了解です! (2016年10月12日 22時) (レス) id: 580ca01b82 (このIDを非表示/違反報告)
ふまけんlove - 完結おめでとうございます!!この作品大好きだってので主人公と顕嵐のその後を続編でかいてください!できればでいいのでお願いします!! (2016年10月12日 22時) (レス) id: 0121d161bf (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - 勝莉loveさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!そうなんですか。チームも色々ありますから、痛い目にでも合ってきっと成長したんでしょうね。 (2016年10月11日 16時) (レス) id: 580ca01b82 (このIDを非表示/違反報告)
勝莉love - 春高バレー好きなのでこの話しめちゃはまりました。母校の男バレはやっと上の大会に出場しても恥ずかしくないチームになってきたかな。私がいた頃は、強豪校にゴミチームと言われるぐらい技術も素行も残念だったから。 (2016年10月11日 1時) (レス) id: 51208d69f4 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - あやりんごさん» コメントありがとうございます!バレー好きなんですね!そう言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます! (2016年10月10日 23時) (レス) id: 580ca01b82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きい | 作成日時:2016年9月15日 20時