駆け抜けた青春〜喜多崎高校男子バレー部物語〜6

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その日は、皆の応援もあってか、凄く調子が良くて、ポンポンポンと特に苦戦することも無くストレートで全員バレーで勝つことが出来た。





隣のコートの明蘭も苦戦することなく、ベスト4入りして。






なんか、おめでとうの言葉と一緒にあの5番の子誰？ってクラスの女子に聞かるもんだから、ここは男の物色場じゃねーんだよって心の中で叫んでやった。
しかも、俺の大事な長妻を物色するなと。






二日目はただ駐車場の整備。








入れ替わり、立ち代りで星稜の試合を見学していた。





まあ、１個確実にあがってくるところあるけど、星稜が倒すことでしょう。
4決めしか見なかった。







近所でやってるからと長妻と宮近も見学に来ていて







長妻「お、はしもっちゃんに瑞稀じゃん！」





涼「先輩昨日ベスト4おめでとうございます！昨日、見たんですけど、挨拶する暇なくて.........」







そこには礼儀にも中学の制服に身を包んだ二人がいて。






『ありがと！そっか、今日は星稜見に来たのか』







瑞稀「はい。コートの上でマジマジ見たことなかったので」





ジン「ねえ、2人は高校どこにするの？」






涼「僕は喜多崎にしようかなって。菊池先輩が凄く上手いから沢山吸収したいし、それに家からも近いんで！」






はしもっちゃんからの言葉に嬉しさを覚える。









これ、風磨先輩が聞いたら飛び跳ねて喜ぶかも。







ジン「よし、はしもっちゃん喜多崎にカモン！」






宮近「えー！！俺、はしもっちゃんにトスあげたいのに！！心変わりしないー？」





涼「しませーん！！」





瑞稀「みやち先輩ビックリしましたよ！セッターって！！」





涼「俺も俺も！しかも、スタメンだし！」

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