駆け抜けた青春〜喜多崎高校男子バレー部物語〜6

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Aside




勝てるかな............







明蘭と星稜やってて欲しかった。









明蘭と潰し合いしたくないな。







怜央やみやちいるから。





顕嵐とジンが苦戦して、チーム的に悪くなるのも見えてる。






すみれ「A、男子どう？」




『んー4までは余裕かな！それに初日はホームだし、応援多いだろうし！4で明蘭だから嫌だな〜って』





すみれ「あー明蘭か〜うちはグループ違うや」




『そうなんか〜女子はどうなの？』





やっぱり男マネになっても女子の事は人1倍気になる。
中学の頃に色々と練習試合したりしたから。






すみれ「んー16が手一杯かな〜？南高だし。常盤有紗絶対攻略出来ないし。あーAがチームにいたら南高ともいい勝負出来るのになぁ〜」







常盤有紗。私の中学時代一番のライバル。
いつもレフトとセンターで選抜の時はWエース張ってて、いつもWなものだから単独エースになりたくてひたすら努力したな。



また、有紗と戦いたいな







すみれ「ああ、ごめんね。もう男バレのマネなのに」







申し訳なさそうにすみれが言う。









そうされると、辛くなるんだよ。
私、戻りたいって思っちゃう。







『すみれ、私なりに常盤有紗の攻略法教えるよ』






すみれ「ホント！？流石A！助かる！！」







今、私がこんな事を思ったらチームが乱れてしまう。

3→←負けたら終わり

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