Catch a dream ページ41
岸side
A「優太〜それやっといて!」
A「颯空くん、心音ちゃん。今日のお迎えはパパがしてくれるからね」
心音「ママはお仕事なの?」
A「そう。ママね、雑誌の締切がもうすぐだから頑張らないといけないの。パパといい子するんだよ?」
《はぁ〜い》
A「よし、いい子いい子!よし、保育園いこっか!優太、行くよ」
『おう!颯空、心音行くぞ〜』
あれから、10年くらい経って、俺達は結婚して社会人になった。
俺が教員採用試験に合格して、Aが集英社に就職が内定した事が分かった時、俺は貯めていたお金で卒業したら結婚しようってプロポーズした。
勿論、大学は二人共青学に合格して。
Aはミス青学にまで選ばれたから学校内でも有名なカップルになってしまった。
『A、学祭っていつ?』
A「8月24。優太、来れる?」
『んー休むわ!どーにかして。SEVENTEENの学園祭行きたい人〜』
子供「はあい!!」
『いい子、いい子』
部署は希望通りファッション誌配属。
大学の頃、読者モデルもやったもんね。
俺もしたけど。
A「ね、優太。今日もお仕事頑張ってね」
『おう。いきなりどーした』
A「言いたかっただけだよ!」
俺の好きという気持ちを封印するんじゃなくて、ちゃんと伝えていてよかった。
次のチャンスは必ず巡ってくる。
それを手にしたからこそ、俺は彼女の隣にいれる。
END
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作者名:きい | 作成日時:2017年2月10日 18時