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『私分かったの。幼稚園の先生向いてないって』
すぐに、中学の頃からきちんと分かっていれば、こうはならなかったのかもしれない。
両親ももっとこの夢を納得してくれたのかもしれない。
だけど、
高１の終わりに気づくとか、遅すぎなんだよ。
私の家では。
父「別に幼稚園の先生じゃなくていいんだ！先生で、公務員でいい！弁護士になって、安定した職につけ！昔から言ってるだろ！もう、編集者とか話にならん！！帰るぞ！」
そう言って、私の手を引く私のお父さん。
『待って、私.....』
母「頭冷やしなさい！先生、すいませんね。次の懇談までにはちゃんと決めてきますから。行くわよ」
親に逆らうだけの力はなく、私は無理やり家に帰らされた。
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作者名：きい
| 作成日時：2017年2月10日 18時
