betrayal 9 ページ9
Aside
「いらっしゃいま........わ！紫耀やん！なあ、もしかして横の子彼女？」
カラオケに入って席を取ろうとすると冒頭に掛けられた言葉がこれだ。
ってか、知り合いのとこ行くの！？
やばくない！？帰ろ！！
「流星先輩！何でここでバイトしてるんすか！彼女やなくて友達ですよ！」
流星「ほんまかあ〜？俺、どっかで見た事あんねん！あ！バレー部のかわい子ちゃん！」
『へ？』
バレー部のかわい子ちゃんって............
バレー部顔面偏差値高いから。
まあ、私ではない誰かを思い浮かべたんだろうなこの人。
「流星先輩、コイツ困ってるから。フリータイム。早く通してや。あ、ドリンクバーにするから。入られんの嫌やから入れ物先に頂戴」
「今日はなんか勝手な奴やなぁ〜ほい！楽しんでこい！」
そう言って流星さんは平野くんにドリンクとカラオケのセットが入ったものを渡す。
「ありがとな、先輩。ほい、これ」
『ありがと』
流星さんの前でわざと私の名前を呼ばずにドリンクの入れ物を渡してくれる。
それだけでも彼の計らい。
「はぁ〜！よかったぁ〜！廉ここには連れてきてなくて！」
平野くんは部屋に着くなり、バッとものを置いた。
あ、そういえばあの先輩
『会ったら完全に危なかった。あの人ってさ、去年卒業した藤井先輩だよね？サッカー部の』
「そう。直々の先輩。やからヤバイな〜って思っとったんよ。やけど、安心したわ」
『うん』
「よし、歌うで高橋！」
私にマイクを差し出して選曲の機械を私に渡してきた平野くん。
『でも............』
「お前まさか勉強する気やあらへんやろな？」
『流石にそれは...........』
歌う気分にもなれないっていうか.............
「歌ったら失恋認めたとか思ってんやろ？俺は、ここで歌ったとしても認めるつもりはあらへん。少しでも笑顔になる為に。なあ、高橋。俺、高橋の笑顔が見たいんや。歌は凄いんや。人を元気にするんや」
こんな事言うから
『平野くんってモテるのか。やっと、理由が分かった。あれ歌う』
そう言って曲を入れて私は歌い始めた。
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きい(プロフ) - ふーさん» そうなんですか。作品パクってるんじゃないかと心配になったのでよかったです。安心しました。 (2017年8月31日 22時) (
レス) id: 088692d195 (このIDを非表示/違反報告)
ふー - きいさん» あ、すみません！作品がではなくて、丈くんの顔が森下さんに似てるなと思いました！変な話ぶっ込んで誤解を生んですみません！ただ、この興奮を誰かに伝えたくて…その時にこの小説をよんだものですから…笑すみません！ (2017年8月31日 21時) (レス) id: 35d0230091 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - ふーさん» コメントありがとうございます。作品を探してみたんですけど見当たりません。展開が被りすぎてたら困るのでUR下さい。私はパクってません。 (2017年8月31日 20時) (レス) id: 088692d195 (このIDを非表示/違反報告)
ふー - おもしろいですね！lipsの森下さん丈くんにそっくりなので見てみてください！笑話変わってすみません！本当に似てるので見てみてください！ (2017年8月31日 13時) (レス) id: 35d0230091 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - 夏(なの)さん» コメントこっちにもありがとう！Dangerous lie以来に凄いドロドロしてるから期待してて！頑張ります！ (2017年8月12日 12時) (レス) id: 088692d195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい
| 作成日時：2017年8月11日 22時
