駆け抜けた青春～喜多崎高校男子バレー部物語～Second Season (ページ5)

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Volleyball 4 ページ5

今日は、入学式。
俺達も勿論のこと出席した。

「新入生代表、井上瑞稀さん」

風磨「瑞稀か！瑞稀！」

樹「3年間のゆうの歴史途絶える！！」

朝日「ズドン！」

『こんな時に肝心なゆうたコンビはいませんけど』

琳寧「不在率多くないっすか！？ゆうたコンビとAは執行部。北斗先輩と勝利先輩と颯HR委員って」

風磨「俺ら春高行く割に部員数少ないから～！」

樹「ってか何で！！何で今年から俺らも校歌に回されたの？ねえ、慎太郎何で俺らまで増員されたの！？」

隣で盛り上がっていた野球部の慎太郎に樹先輩が尋ねる。

慎太郎「知らねーし！野球部も不在率高いし！何より樹モテるよ～？」

樹「へへへっマネージャー可愛い子ガッポリガッポリ」

『そんな事言ってたらAに怒られますよ？落とすの大変だし』

海斗「いすぎたら邪魔！」

樹「そんな事言ってるからまつくはモテないんだよ～」

海斗「彼女います！ちゃんと！！」

《はぁぁあああ！！！？？》

聞いてない、聞いてない！！

風磨「知らねーし！まつくおま「続きまして、校歌斉唱。歌は本校硬式野球部と昨年春の高校バレーに出場した男子バレーボール部です。。」

樹「はあ！？やだよ！今大事なとこなんだよ！！」

『先輩出ますよ～』

俺達は、急いで場所に移動する。
大体去年はバレー部歌ってなかったのに。
春高パワー恐るべし。

「瀬戸の内海～ひーに.............」

去年俺は、ここで希望を持って、春高に出ることを夢見てあっちに見える席に座ってたんだなって。

ああ、懐かしいわ。

「気をつけ、礼！」

《ありがとうございました》

そして、退場する。

今年は、どんな子が部活の門を叩くのだろう。

その事に凄く胸を躍らせていた。