Volleyball 13 ページ14
『岸先輩、マネの採用どうします？』
岸「する、しよう！先輩も引退してA1人だから大変だろ」
『平気ですけど、いた方がありがたいですね』
ジン「しっかし今年も多いな〜マネ希望また増えました？」
執行部が終わり、部活に向かう少し前、私と岸先輩とジンはマネの検討会を行っていた。
岸「増えたな〜去年はAがいたから話し合いゼロだったけど、今年ばっかりはな。しないと」
ジン「20枚。はい、まず先輩目当ての子を徹底的に落としていこ。はい、Twitter開いて」
まず、部員との恋愛目当ての女子を徹底的に切っていく。
大体これで半分以上は消える。
そして、ほかの部の子とかからの情報も総合して。
『4人の中から1人ですね』
岸「気をつけて選べ。言わないだけで憧れてるやつはいるから」
ジン「はい」
書類にしっかりと目を通す。
いい子ばかりだけど。
川島結菜 1年2組
青葉中出身 中学時代はテニス部で小学校時代バレー経験アリ。
意気込み:バレーボールが大好きです。プレイヤーとしてではなく、皆さんを支えたいです。自分に何が出来るのか考えて動いていきたいと思います。自分のプレイヤー経験がチームに活かせるように頑張ります。
この子だ。
よし、この子にしよう。
『この子でいいですか？』
ジン「わ、可愛い！いいよ！いいよ！」
岸「川島結菜ちゃん。バレー経験者か。確かに経験者マネが役に立つのは確か。この子なら頑張ってくれそう。よし、この子にしよう」
保険をかけた、そのつもりもある。
なんとなく、しっかりと1人でもチームのマネージャーを出来るようなそんな子で部活の皆に媚売らない、男目的もない女の子。
そんな子を探していた。
『じゃ、声掛けときますね。合格だと』
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作者名：きい
| 作成日時：2017年3月18日 19時
