【ヒロアカ】轟兄さん３【男主】 (ページ48)

今日:1 hit、昨日:20 hit、合計:780,376 hit

４５ページ48

オールマイトとオールフォーワンのぶつかり合いによってもの凄い爆風が流れる

オールマイトはオールフォーワンの相手で手いっぱい。それに加え

黒霧の個性を無理やり出させ勝己と俺を連れて逃げろと指示を出される

『勝己、ここは俺がやるから。お前は逃げて』

「んな、こんな人数相手できるわけ！」

『お前、俺のことなめてんの？』

「でもっ」

不安な顔で俺の腕を掴む勝己

こんな顔をさせるなんて、俺はまだまだだ

『お前とこいつらの違いはなんだと思う』

ヴィラン側の攻撃を勝己を守りながら避ける

何で反撃しないのかという顔を俺の背中越しでする勝己に振り向く

『それは待っててくれる人がいる、迎えに来てくれる人がいるってこと

俺の役割はお前を守ることだけど、この後は一緒に行けない

自尊心は大切だ、でもねお前にはちゃんと仲間がいる

俺がお前の歳の時にはなかったものが、ちゃんとお前にはある

手を伸ばしてくれるやつがいる。たまにはそいつらの手を掴んでやれ』

「っ！」

俺は勝己の背中を押す

その瞬間

「来い！！」

巨大な氷河から高く飛び去るそれは褒められたものじゃない

あいつらの行動を俺はちゃんと怒らなきゃなんない

それでも今の勝己にはとても大切なもの

そして、こいつらとの違いだ

『手を伸ばせ勝己！』

俺の顔を一瞬見て高く高く飛び切島の手を掴む

そう、それでいい

それでいいんだよ勝己

勝己を取り戻そうとするヴィランを食い止める

『さて、俺一人だけど

これからは遠慮なく行くよ。』

空を見るとどうやら上手くいったようだ

この場に来た瞬間オールフォーワンの気に隠れていたがかすかに見知っている気配があった

どうせ助けにでも来たんだろうそう思っての信頼

帰ったら説教だけど

まずは

「A」

『あんた…誰だ』

「今そんなこと言ってる場合じゃないだろ。あと２人倒すぞ」

この人もヒーローなのだろうか、黄色い小さな老人が参上した

どうやらオールマイトの知人のようだが

『…これはっ』

死柄木に攻撃を仕掛ける直前

ヴィラン連合の一人の個性、磁力によりヴィラン連合がワープに飲み込まれる

でもその個性を使えるやつは俺が先ほど燃やしたはず

『オールフォーワンの個性か！』

俺が追おうとすると隣にいた老人が消えた

振り向くとワープは消え

老人はオールフォーワンの転送によってオールマイトの一撃を受けた