【ヒロアカ】轟兄さん３【男主】 (ページ24)

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『ん…んー。』

朝から暑苦しく眼が覚める

が今日は違った

なんかひんやりして気持ちい

きっと焦凍だろうと

ぎゅぅううっと抱きしめる

気持ちい…けどなんか小さい

と思ってると枕が抱きしめ返してきたがなんかいつもと違う

あれ、なんか…１０年前にもこんなことあったような…

デジャブ

『焦、凍…』

「ん、おにぃ…ちゃ」

『え…』

「？？？」

焦凍がちっちゃい

その瞬間俺の脳内は働きに働いた

これは焦凍が小さくなっただけか？

１０年前の焦凍がなにか個性でこちらの焦凍と入れ替わったのか？

現在の焦凍になにかあって入れ替わったのか？

俺が入れ替わってんのか？

夢か？

「お兄ちゃん…おっきくなった」

俺は起きて焦凍を抱っこし、リビングに向かうと冬美が大きいままだったのでようやら焦凍が小さくなったようだ

『焦凍、お前はどうやら１０年後に来ちゃったみたい。
今から戻り方調べるから冬美と家にいてね』

もしかしたら焦凍の他にも被害が出ているかもしれないと思い俺は一度事務所に行こうとちっちゃい焦凍に留守番を頼む

「…や。」

『ん？ごめんなんて言った？』

「お兄ちゃんと居る…」

振り絞った声が聞こえ目線を合わせていた俺に抱きつく

もう、かっわいい

げきかわでしょう

俺は思わずぎゅうううっと抱きしめた

忘れてたこの小ささが愛おしいと思う

『んじゃ、今日は俺と一緒にいよう。すぐに元に戻れるよ』

タイムスリップについてはサイドキックたちに任せ俺は小さい焦凍を堪能する

『ほ、ほっぺ…プニプニ』

「えへへへへ、」

『天使だ』