３話 ページ3
「お兄ちゃん！おーきーてー」
『んー、焦凍？』
いつも俺が起こすはずの焦凍が目の前にいる・
今日は立場逆転。
焦凍が俺を起こしている
『今日は早起きだね。どうした？』
「ううん。お兄ちゃんがいつもの時間に来なかったから起こしにきた」
おい。お主まさか確信犯かっ！
俺が起こしに来るのいつも狸寝入りして待ってるってことなの、そうなの？
ヤバイよ、ヤバイよね？この子やり手だよ
ん…そういえば
『焦凍いつもの時間って言った？』
「うん、言ったよ」
『今…何時？』
「７時４０分」
そっからの俺は早かった
布団を畳んで
顔を洗って
歯を磨いて
着替えて
鞄を持って
靴を履く
「Aくんおはよう。今日はお寝坊だったのね」
『母さんおはよう今日も綺麗だね。ところでなんで起こしてくれなかったの？』
「きゃっ綺麗って言われちゃった」
『そこじゃねぇよ』
おっと、ジェントルマンの俺が暴言を吐いてしまった
失敬、悪いのは母さんじゃない。
俺でもない
俺の目覚まし時計だ
『行ってきます！』
「にいちゃっ！」
『なにいいいいいいいい！？』
「朝ごはんは？」
『食べてる暇ない！』
「僕と食べないのっ？」
涙を浮かべて上目遣いをする焦凍
そうだよね、いつも一緒に食べてるもんね！ごめん！！
ごめんっ焦凍！
『ごめんっ！』
「あっ！おにいちゃっ！！」
ドアをいっきに開けて飛び出す。
俺を一生懸命呼ぶ焦凍の声が遠のくけどまだ聞こえる
ううう。つらたん
埋め合わせはいつかするから！
そんで俺は、自慢の足をフル回転させて学校まで走った
のだが
「轟…珍しいな」
『先生、父が昨日帰ってこなくて…そんで俺っ心配で！！』
「わかった！もういい。そうだよな心配だったんだよな。お前よくやってるよ…」
父親がナンバー２ヒーローだとこういう特典も付く
良い子の皆んなはまねするなよ！
自分でいうのはなんだけど
普段の俺は成績優秀
運動神経万々歳
何をやっても天才なのだ
エッヘン、どうだ、どうだ。
「轟は来年受験生だからな」
『はーい、がんばりまーす』
「雄英か、すごいな」
そうなんです。来年俺は受験生
ヒーローになります。
『ヒーロー名エンデヴァーJr.にしようかな』
「先生が言うのもなんだけど。やめとけ」
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要(プロフ) - lokilokiさん» 事後報告ですか？やめてほしいですね (3月25日 1時) (
レス) id: fff3568e99 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月25日 0時) (レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
葵葉 - 待ってほんとにヤバイ、ウンコドリルを真顔で渡すエンデウ"ァーはヤバイ。腹筋崩壊して夜中に小説見てるの笑い声でばれてまう。 (2022年12月26日 2時) (レス) @page5 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
しょーとくん推し - 面白いです！ そば作るとこ面白くて一人悶えてました！ (2021年8月26日 1時) (レス) id: 6a10b02928 (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - もちさん» あらあらあら、ありがとございますっ！完結してるのに読んでもらえてうれしいでぷ (2020年8月28日 17時) (レス) id: 9c2ab0c7d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：要
| 作成日時：2018年2月19日 14時
