【呪術廻戦】黙ってろモブ４-青天霹靂-【男主】

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子供の成長は本当に早いと言うことを身を持って学ぶ



Aはあの日以降甘えん坊…とまではいかないが随分と自分から身を寄せてくるようになったし感情もだいぶ表に出すようになった



学校は登校拒否をするかと思いきや、『行く』と自分から準備をするようになって僕は嬉しい反面、急成長していくことになんだか寂しい気持ちでいっぱいである。







『悟』

「ん〜」








学校から帰ってきてまだ制服を着てるAはランドセルから紙を引き抜き僕のところに持ってきてはこれを見ろと二つに折られたそれを広げる

紙には赤丸と100点の文字






「100点…天才か？」

『褒めて』

「Aはすごいなぁぁ〜」








こうしてテストが返却されるたびに100点を掲げては”褒め”を要求する

それに全力に答えるように僕も甘やかしては褒めちぎる

硝子にはその度に引かれるけれどなんと言ったってAの要望なのだから僕は止める気はない

これからも抱きしめてチューして、チューして抱きしめるを続けていくつもり







そんなある日僕はある紙を発見した









”授業参観のお知らせ”







くしゃくしゃの紙

丸い団子状でゴミ箱に入っていた






「…」







何度か瞬きをする

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