【呪術廻戦】黙ってろモブ４-青天霹靂-【男主】

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「A、そろそろお前の呪術について話そうと思うんだけど。お前はどこまで知ってる？」




＿どこまで知ってる。＿具体的な問いに聞こえるようでこれ以上に抽象的な質問もない。

口を開かないAに「あー」と渋った五条はyes,noで答えられる質問に変えもう一度質問する

最近だとこういう首を振って答えられる質問には答えてくれるようになった






「お前が不動明王として祀られていたことは知ってるよね」

『知ってる』

「じゃぁお前の術式のことは？」

『知らない』

「術式の発動方法は？」

『知らない』

「じゃぁ、これ無意識に術出してるってこと？」

『知らない』









無下限を纏ったままAに触れるとあの日のように弾かれる

だからこの子に触れる時は術を解かなければならない

普通ならこの子に触れた時点で呪霊は祓われ、呪術師は術式が無効化になる




だけど僕の無限と、Aの打ち消し

この子が打ち消す僕の無限と、この子が打ち消している間にも生まれ続ける僕の無限

だからこの子に触れる度に反発が起こる








今のところAは無意識に術式を発動している。これが対象物が触れる時にのみ発動しているのかそれともずっと発動しっぱなしなのかはわからないが後者だとすれば恐ろしい、とんだ呪力量だ









「術式って言うのは生まれながらに持っている才能。潜在している呪力を使って応用する技のことかな。それで呪いや呪霊が祓える」


『そう、わかった。』


「いや〜物分かり早くて助かるよ。ここまでで質問は」


『ある。』


「ん？何？」


『呪いって何』

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