【呪術廻戦】黙ってろモブ３【男主】

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久しぶりの任務は特に問題なく難なく終えることができた

多分特級相手でも通じるだろうし、仕事に影響はないだろう

では何が問題かと言うと、俺の呪力量の話







任務終わりに悟の部屋に来るように呼び出しをくらった俺はそちらに足を運ぶ


襖を開くとラフな格好でサングラスをしながらリクライニングの座椅子に腰掛けて目を閉じていた。またあとで来るかと回れ右をするとグイッと手首を掴まれそのまま引っ張られると悟の上に無理やり座らされる









「そう言う時は目覚めのキスって相場が決まってるんだよ」


『寝ぼけんなジジィ』


「うっわ、まだ反抗期してんの？」







後ろから隙間なく強く俺を抱え込む悟は今日の任務のことを尋ねてきたのでそれなりだったと伝える

多分こいつなりに心配してくれたんだろうと思うと少しだけ照れ臭くなる。どうせ俺よりも先に恵からいろいろ聞いているんだろうけれど








「呪力の調整まだ難しそうだね」


『あぁ、今までこんなことなかったらな…』


「倶利伽羅の呪力が迦楼羅のより弱かったってことじゃないんでしょ」


『ん、倶利伽羅は比較的協力的だったと思う。書物見たってあいつのことばかり書かれていて後の迦楼羅と羂索(けんじゃく)についてはさっぱり。後継者たちが書き残してこなかったのか、今まで現れてこなかったのかはしらねぇけど』








今の問題は呪力が必要以上に大きすぎること

呪力の消費はできるだけおさえた方がいいのは基本中の基本

底無しのように漏れ出てくる呪力をこれでもおさえている方で、リミッターを外したらどんなことになるかわからない

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