【呪術廻戦】黙ってろモブ３【男主】

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『…呪力もない！呪いも見えない！


仲間が殺されかけてても俺は救えない！


今日生きて帰るかもわからない、俺の知らないところであいつらが傷ついて、死にかけて…


それでも！！！俺に何も見ずに生きろって言うのかッ！！』







怒りたいのはこっちだ。

俺にあの日、生きる選択肢を与えたお前が俺からそれを奪うのか？

どうせおまえは幸せに生きろなんて気持ち悪いことを言うんだろう

普通に、なんて言うんだろう









『知らないふりして、見えないまま生きることを。俺ができると思うの？』

「それでも僕はお前が死ぬより断然良い」

『お前の気持ちなんてしらない！！』







なんで俺の気持ちをわかってくれない

一番わかるだろ。

お前も呪術師なんだから

俺のそばに一番いたんだから








「僕の気持ちがわからない…本気で言ってる？」









震え上がるほどの寒気が俺を襲う

多分悟の呪力

直接今の俺に効かなくてもわかる

怖い、







痛くキツく握られた手首に痛みが走り目を瞑る

その途端に噛みつかれた唇

驚くすきもなく乱暴に塞がれたそれは息継ぎの暇も与えず貪られる





押し返すこともできなければ抵抗なんてできない

数秒離れた隙に体は酸素を求め必死に全身で息を吸うがそれもすぐにまた塞がれる

それを数回繰り返され体が参ってしまい力が抜ける、意識が薄れる

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