【呪術廻戦】花占いで嫌いが出た【五条悟】

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僕には好きな人がいる。






美人で清楚で可愛くて

お淑やかだけど芯がある。

髪の毛なんてさらっさらで、肌なんて一度触れるだけで離せなくなりそうなほど吸い付いてくるし

声も何億クラスの楽器なんかより数段上の音色

瞳なんか吸い込まれるなんて当たり前

腰も細いし僕の腕にすっぽりと入ってしまうけれど、か弱くはない。だけどどこか守ってあげたいと思うような雰囲気と逆にこの人に守られたいとも思ってしまう強さ






彼女を造る細胞ひとつひとつに感謝を言いたい

彼女のいいところなんて多分一生かかっても言い切れないからこれくらいにしようと思うんだけどここからが本題

10年以上僕は彼女に恋をしている。もちろん一途に。信じられないと思うかもしれないけれどあの日から僕は彼女しか見れない








「なのになんで付き合えないと思う？」

「そんなことでいちいち呼び出すのやめてください」

「うーん。やっぱ性格？」







１年の男子、恵と悠仁を呼び出して恋話

僕はなんだってできるし、足りないところは何もない。なんでも持ち合わせてる

悠仁が言う通り性格の悪さは認めるけどAさんに対しては別に悪くないと思う




気が利いた人

優しい人

甘えん坊

頼り甲斐がある人

男らしい人



全部全部意識して彼女に接してきた。だけど彼女から好きが聞けない








「花占いもさ、何百回とやってきたのにぜーんぶ嫌いしか出ないしさ…」

「シンプルに考えてA先生、彼氏いるんじゃない？」

「虎杖それは五条先生には禁句だぞ」









悠仁の一言で僕は教室を出た

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