【呪術廻戦】花占いで嫌いが出た【五条悟】

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「Aさんの世話してる花、種ついたでしょ」

『あ、そうね…ひまわりが』

「それ出てこなかったんだ。いつものAさんなら迷わずこの言葉が出てきたよ」









手元の唐揚げや枝豆、焼き鳥にきゅうりの浅漬け

それらから目を離し、向いの彼女に目をむける

硝子はケロっとしていて、アルコールなんて飲んでないとでも言うような平常な顔で









「小さな嬉しいことを見逃すあなたじゃなかったよ。何か変わったことでもあった？」

『ないよ』

「そう。じゃぁよかった」







小さな嬉しいこと、か

硝子は多分私よりも私の気持ちを知っている

だからこんな聞き方で、こんないい方をしたんだ









『硝子の嬉しいことは』

「五条が医務室にこなくなったこと」

『そう？私がいない時きているらしいから、いつもより面倒がっているんじゃないかと思ったけど』

「…なんで知ってんの。うそうそ本当うざいからやめてほしい」

『硝子は優しいね』

「Aさんだけだよ。今も、昔も」

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