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ページ8

『悟…』

「Aがそれ使うなんて相当のことがあったってことでいいのかな、ってか恵ボロボロだね〜」



カシャカシャと俺と恵を撮りまくる突然現れた五条悟は特級呪物の行方不明と報告を受け、仕方なく観光がてらこちらの様子を見に来たらしい




「で、何があった?」

『あいつが指を喰った…』




地面に叩きつけられていた虎杖は咳き込みながら引いていったAの呪力圧からようやく体が自由になり立ち上がるとケロッとした顔でこちらを見る



「…マジ?」




俺はその場を見ていないがこいつはあれを食べて、今こうして自我を保っているらしい

全く信じられない。それに少量だとしても俺の呪力を受けていたのに立ち上がるまでの時間が早すぎるのも信じきれない




「宿儺と変われるかい?」



そう言い放った悟に俺は呆れ、自分は最強だから大丈夫と続けた




「恵、これ持ってて」

「これは…?」

「Aに頼んだお土産、喜久水庵・喜久福。絶対お前買ってこないと思ったから自分で買ってきちゃった」

『…マジで殴る』




今すぐにでも宿儺に加担しようかと思うほどにイライラするがここはおとなしくしよう




『恵、怪我…へいき?」

「あ、…あぁ」

『ごめん。俺が別行動したから』

「謝るな、お前らしくない」

「ちょっとそこ!僕のかっこいいとこ見る場面!」







悟と宿儺の戦いを見ながら提示条件の10秒がたち、驚くことに彼は「大丈夫だった?」と人ごとに自我を呼び覚ます。頭の中で宿儺の声がするらしいが、それだけの変化であり、悟はそれを「奇跡」だと称賛した。

そのあと悟は彼を気絶させ目が覚めた時に宿儺に体を奪われていなかったらこいつには器としての才能があるといいだす。何を呑気なことを言っているのかと俺は呆れかえる





「さて、ここでクエスチョン彼をどうすべきかな?」

「仮に器だとしても、呪術規定にのっとれば虎杖は死刑対象です。でも死なせたくありません」

「私情?」

「私情です。なんとかしてください」





俺は横にいる恵を見つめる、甚だ懐疑的だ





「じゃぁAは?」

『俺にそれを聞くのかよ』

「もちろん」

『両面宿儺受肉した以上、そいつの道は死ぬ以外ない』

「フフッ、いいね意見が割れた」

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leon(プロフ) - 初コメ失礼致します。連載されている頃からずっとこの作品が好きです!また読めて嬉しいです! (2022年2月1日 23時) (レス) id: adc2534afa (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アロンさん» お待たせしました、待っていただけていたなんてうれしいです。楽しんでいただけたら幸いです。 (2022年1月4日 22時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - のれちさん» こちらこそ、また読んでいただけるなんて嬉しいです。ありがとうございます (2022年1月4日 21時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 公開待ってましたー!!作者さんにも色々あったでしょうに、公開してくれてありがとうございます!!これからも応援し続けます! (2022年1月4日 18時) (レス) id: 39d8d24e35 (このIDを非表示/違反報告)
のれち - 1年前(?)ぐらいからずっとこの作品を読んでいて、非公開になった時は「ファ?」ってなっていたけどもう一度読めるなんて、、、嬉しすぎて語彙力がもうなんか泣きそう😢 (2022年1月4日 15時) (レス) id: 1af6bcdd02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年11月17日 22時

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