【ヒロアカ】幼馴染は┌(┌^o^)┐ﾎﾓｫ…らしい【轟焦凍】

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頭を固定される。



その手は案外優しくて、それでも俺を逃がしてくれないほど強い

勢いで目を閉じたけど

息遣いとか手の感触とかが変に、すごく感じる


『ば、くご』

「そのまま目瞑ってろ」



少し目を開けるともう額がくっ付いてチクチクだと思ってた髪が案外柔らかくて

もう片方の手で考えられないほどの優しいく俺の頰を撫で、そのまま唇をなぞる


「好きだ。A…俺の側にいろ」









＿＿俺の側にいてくれ。ずっと＿＿＿


焦凍も、同じこといってた




でも爆豪は俺のことが好きで

焦凍は、緑谷のことが好きで


じゃぁ、焦凍も緑谷に言ってんのかな







いつもの声

いつもの感覚

いつもの体温


全部やだ








全部、緑谷に取られるなんて

俺、…ッやだ








「っ！！」

『ごめん。爆豪の気持ち…答えられない』

「半分野郎か」

『…わかんねぇ。何もわかんない』



けど、緑谷に嫉妬してる



爆豪を押し返して顔を見る

友達のままでいたい。そう思うのは俺のわがままなんだ

変わりたくない、変わらないでほしい

でももう変わってしまった




『俺のこと』

「諦めねぇ、言っただろうがお前を振り向かせばいいんだろ」

『それはっ』

「変わんねぇ…迎えきたぞ」




ぎゅっと振り返る暇もなく体を包まれる

見なくてもわかった。息を切らしながら強く、強く感じる鼓動





「悪りぃな爆豪。こいつは俺んだ」

「ハッ！昼の借りを返しにきたってか」

「そうだ」



壮大な舌打ちをかまし爆豪はそのまま足を進める


『爆豪…』

「今日は譲ってやる！勘違いすんじゃねぇぞ俺は諦めてねぇからな！！！」



いつものように目を吊り上げて叫びポッケに手を入れドンドンと行ってしまった

諦めないって…


それはそうとなんで爆豪は俺のことを好きになってくれたんだろう

あんなすごいやつが、俺に







「A」

『は、はいっ！』

「俺の誘いを断って…爆豪と何してたんだ」



いつもより数倍も低くて黒ーいオーラが纏った声が耳元で反響する

怒ってらっしゃる！



『いや！そのっ…というかなんでお前ここにいんの？』

「話をそらすな」



ほっぺをぷに〜とされてムニムニされる


「お前から電話が来たと思ったら途中で爆豪が出たからな」

『それは、ごめん』

「それにあんなこと言われて黙ってられるほど人間できてねぇよ」

『告白、された』

「…そうか」

『なんで俺なんだろう』

「お前だからだろ」

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