まだ笑える。 ページ29
なんとなくだけど、演技をしているような笑い方。
どうして...
天「やっぱり疲れてる？」
『天？大丈夫〜？お風呂入りなだって〜！』
天「うん。わかった...叶夢。」
『ん？』
天「早く寝なよ？僕のベッド使っていいから。」
『へ...』
そう言って僕はお風呂場にむかった。彼女の反応が本当、可愛い。
怒るのも、悔しがるのも、照れるのも...
それでも、
笑うのは見てられない。
苦しそうで、助けてほしいように笑うから。
本当に楽しんでるように見えない。
理「お姉ちゃん！顔、赤いよ？具合い悪いの？」
『...大丈夫！』ﾆｺ
叶夢side
天は優しい。からかっているようにしてるけど本当は、心配してくれてたりする。
今までこんな人、いなかったかな...
でもまだ
信じられない。
そうやって、私の心から聞こえてくる声がいっている。もう誰も信じるな。
そういい残して消えていく声。
私は過去にとらわれたまま、この先。...生きていくんだ。
全ての罪を背負うんだ。そのために...
『笑ってなくちゃ...』ﾎﾟﾛｯ
天「...叶夢。」ﾎﾞｿｯ
まだ笑える。だって昔から
演技は得意だから...。
天side
彼女は泣いたまま、ソファーで寝てたから。ベッドに運んだ。
素直にベッドで寝ればいいのに。
天「よしっと。」
叶夢の髪はまだ少し、濡れていた。
天「少しは頼ればいいのにね。まぁ、それが難しいんだけどね...」
『...んっ』Ｚｚ
天「おやすみ。」
僕は彼女の耳もとで、そう囁き、部屋を出た。
ｶﾞﾁｬﾝ
『///っ〜！』
天「ねむっ」
理「お姉ちゃん寝たかな？」
天「うん。おやすみなさい。」
天「おやすみ」
明日の朝、起きられるか少し心配になってきたかな...
てか、叶夢は起きられるかな...まぁ、起きなかったらたたき起こすけどね。
九条さんが帰ってくるのは...３週間後だったような...
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kaname,K - 読んでいただきありがとうございます！続編、頑張ります！！面白いなんて...うれしいです！ (2018年6月24日 16時) (
レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)
Rina.9 - とても面白く、いい作品だと思います!!続編も頑張ってください!! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 8bf4184e53 (このIDを非表示/違反報告)
kaname,K - sora♪さんありがとうございます！頑張ります！m(._.)m (2018年6月10日 11時) (レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)
sora♪ - おもしろかったです！つづき、楽しみにしてます！テスト勉強がんばです！これからも応援させていただきます！！ (2018年6月10日 7時) (レス) id: 007cf914bd (このIDを非表示/違反報告)
kaname,K - 遅くなってすみません！ こんな小説読んでいただきありがとうございます！ (2018年6月4日 16時) (レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)
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