【HUNTER×HUNTER】 緋の記憶 【クラピカ】part4

☆115☆ ページ15

Aside




　少しアキと外をブラブラ歩いて、アジトに戻った。





　すると、なんだか、皆、クロロの周りに集まって
　深刻そうな顔をしている。





　アキ
　 『 今戻ったぜーー。
　 ・・・ってどうした？』





　ノブナガ
　 『 どうしたじゃねーーーーっ！！！』




　シズク
　 『 ウボーをなんとか連れ戻せたんだけど
　 ウボーどうしても、鎖使いを殺りたくてまた行っちゃったの。』




　シャルナーク
　 『 でも、なかなか帰ってこなくて・・・。』





　A
　 『 殺 されたんじゃない？』





　ノブナガ
　 『 物騒なこと言うんじゃねーよっ！！
　 ったくなんなんだよ、お前さっきから。』





　A
　 『 僕は、好きで君らとつるんでるんじゃない。
　 むしろ、早く君らを殺 したいくらいだ。』




　僕はそう言って、自室へ向かった。




　後ろからはノブナガが、何か怒鳴っているが無視しよう。






　・


　・


　・


　・




　〜in自室〜



　自室に戻ると、僕のニガテな奴が窓際に座っていた。





　ヒソカ
　 『 やぁ◆ 』





　A
　 『 何か用？』





　ヒソカ
　 『 いやぁ〜◇
　 君の王子様は随分と頑張っているみたいだけど◆』




　A
　 『 ・・・は？』






　ヒソカ
　 『 やだなぁ〜。
　 クラピカのことだよ◇』






　A
　 『 っっ！！』






　ヒソカ
　 『 あのいつも君のそばにいた狼くん達も
　 君の事を一生懸命に探しているよ◆』





　A
　 『 えっ・・・？・・・嘘・・・なんで。』






　僕はシュウとヒカルを置いていったのに。
　裏切ったのに。
　二人はもう自由なのにっっ・・・・。







　なんで・・・・なんで僕なんかを・・・探しているんだよっっ！！！






　クラピカも・・・・・・どうして？
　アキから僕が旅団員になった事聞いたんでしょ？？





　どうして・・・・・っっ。







　ヒソカ
　 『 あ、そうだ♡
　 余計なことだけれど、Aが
　 旅団に入った理由を言っておいてあげたよ◇』




　・・・・は？





　A
　 『 な・・・・なんて言ったの？』




　ヒソカ
　 『 入団しないと、Aの大切な人が
　 次々と殺 されてしまう。脅されていたんだよ◆
　 ・・・と、伝えておいた♡』

☆116☆→←☆114☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す