【HUNTER×HUNTER】 緋の記憶 【クラピカ】part4

☆217☆ ページ37

Aside




　クラピカ
　 『 A！！！しっかりしろ！
　 血がっ!!・・・・・レオリオ！
　 治療を頼む！！』



　レオリオ
　 『 あ・・・あぁ！！任せろ！』





　A
　 『 本当・・・・はね？・・・ﾊｧｯ・・・ﾊｧｯ
　 自分の能力でね・・・・・・ッッ・・・傷なんか
　 なおせるんだけどね・・・・？・・・・・・もう
　 ・・・・・・疲れて念・・・・使えない・・・やぁ・・・(ﾊﾊｯ』




　クラピカ
　 『 なぜだ・・・・なぜ、私なんかを庇ったのだっ！！！』




　A
　 『 なんでって・・・それは、僕はクラピカがダイスキだから・・・・
　 それに大切な人・・・・だから・・・。失いたくないから・・・・。』





　クラピカ
　 『 っっ！！！！
　 私もAが大好きで大切で失いたくない。そんな
　 存在なんだ！！！・・・だから・・・・死ぬなっ(ﾎﾟﾛｯ』


　


　っっ・・・・・！！





　クラピカが泣いている。






　僕は手をクラピカの頬に触れる。





　A
　 『 泣かないでよ・・・クラピカ？
　 ・・僕は・・・・゛私は゛クラピカを置いて
　 死んだりなんてしない・・・・・よ』

　瞼が重い。
　視界が暗くなってゆく・・・・
　おかしいな・・・・さっきまで目の前にいたクラピカの顔が見えないや
　・・・・・やっぱり、血・・・流しすぎちゃったかな・・・？
　あーぁ・・・・。





　クラピカ
　 『 っっ！！！！
　 Aっ！？・・・・』






　
　レオリオ
　 『 だめだ！！出血が半端ねえ！！
　 これじゃぁ、応急処置をしても・・・・！！』





　クラピカ
　 『 ・・・そんな・・・。』





　キルア
　 『 A・・・・？』





　ゴン
　 『 ・・・・助からない・・・の？』

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