ストレンジャーパレード ページ6
と「鍵出して、」
『はいよ。』
鍵を渡すと慣れた手つきでガチャんと捻って開けた。
私も続いて部屋に入ると、グッと腰を引き寄せられる。
鼻がくっついて、ゼロ距離。
鼻高ぇな。
と「仕事中ずっと会いたいと思ってた……好きだよ」
『私もテレビ見ながらはやく本物に会えないかな〜って思ってた。』
と「そっか……」
ゆっくり鼻が擦れて、首に角度がついたかと思えば、
彼の唇が沿うように私の唇につく。
『おかえり』
と「ただいま。」
『じゃあ、靴脱いでコーヒーいれて、』
と「ねぇ、靴脱いだ後はさ、、」
『うわっ、』
身体がフワッと宙に浮く感覚になる、
腰と足元に手の温かさを感じた。
と「このまま寝室に行っちゃいまーす！」
『えー！マジかよ！というかさっきブスは地面にしっかり足つけてるからコケないとか言ってたのに！軽々持ち上げてるじゃんか！』
と「そんなこと言ったっけ？」
ポケっとすんなよ！(笑)
『なのに、な〜にお姫様抱っこなんてしちゃって〜。業界人は違うな〜！！！』
と「おブス抱っこの間違いだろ。どっこいしょ、と」
『おろす時どっこいしょって言うな。』
と「甘いムードにならないなぁ……ったくー……うお！」
押し倒されていたポジションをくるんと上に上がって、ひっくり返す。
マウントを取るとびっくりした顔でこっちみてた。
と「なに？急に」
メイクさんに整えてもらったんだろうな…と思う前髪をクシャクシャにして伸ばす。
と「うおー！ちょっと！なにすんだよー！」
『ふう……私はこっちの方が好み。』
前髪で目が隠れてるあなたに恋したんだもんね、
と「はぁ……Aさんにはついていけないなぁ」
『話し方まで当時に寄せてくれてる(笑)』
と「ぎょーかいじん。ですから？」
にたーっと笑う口に、口付けると、頬に手を添えてきたりして
甘いムードに縺れ込む。
オレンジのナイトランプが照らす横顔がいつもよりかっこよかった。
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おやすみ(プロフ) - TOUKAさん» あー、良かった。ありがとうございます！ (2018年9月16日 15時) (
レス) id: da65e179c0 (このIDを非表示/違反報告)
TOUKA - 大丈夫ですよ！作者様からの返信嬉しいです…！こちらこそ読ませていただいてありがとうございました。 (2018年9月16日 14時) (レス) id: dc75935ff3 (このIDを非表示/違反報告)
おやすみ(プロフ) - TOUKAさん» さんが抜けてた！！申し訳ないです！！ (2018年9月16日 11時) (レス) id: da65e179c0 (このIDを非表示/違反報告)
おやすみ(プロフ) - TOUKAさん» TOUKAコメントありがとうございます！TOUKAさんこそお疲れ様です！(笑)これであの3作品がやっと完結！と言った感じです。伏線ばらまいて回収しまくりました。全作品読んで下さりありがとうございます！ (2018年9月16日 11時) (レス) id: da65e179c0 (このIDを非表示/違反報告)
TOUKA - 朝早く更新お疲れさまです。今までのおやすみさんの話が詰まってて伏線回収がすごいですね！特に駆け落ちしてた二人のとことか感動しました。ここまで来てやっと完結って感じですかね。本当にお疲れさまでした！ (2018年9月16日 10時) (レス) id: dc75935ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おやすみ | 作成日時：2018年9月16日 8時
