U-17の少女はFBIで秘密盛沢山！ (ページ44)

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(主人公)「死神の鎌って血がつかないの？」リ「さぁ？」ページ44

～事件前～
愛「ねぇねぇ、今日のおやつ何？」
母「饅頭よ！はい、召し上がれ」
愛「やった！いただきます！」
父「お、美味しそうだな」
兄「俺にも1個くれよ。」
愛「これうちがもらったの！」

ごく普通の家庭だった。
ただ、母が妖怪ってだけで
当たり前に時間が過ぎていくと思っていた
ここまでは.....

ドーン

全「!!」

母「愛！押入に隠れて」
愛「う、うん。」

父「誰だ！」
男「ふふふ、久しぶりだな！」
父「お前は！」
母「何しに来たの？」
兄「.....誰？」
母「私のストーカー」
男「ストーカー扱いか、酷い言い方だな」

男は近づいてくる

男「俺を裏切り、そいつと結婚して更には子供もいるとは、笑わせてくれるわ」

愛は何がなんだかわからなかった

父「裏切る？お前のストーカーで俺の嫁が困ってたんだ。勝手に思ってるだけだろ！」
男「まぁ、その話はもういい。ここで一家全員殺してやる！」

グサッ
父「うっ」

愛は見ていられなかった
押入の中で家族の叫び声が聞こえる
愛はただその声を聞くしかなかった
暫くして、その男が出ていく音がした
その後、違う男、奴良鯉伴に発見されたのが2.3時間後のことだった。

前に聞いた話だが、母はストーカーに悩まされていた。
その男は母の従兄弟で狐の血をしっかりと受け継いでいた。
狐は狐だが、羽衣狐の姉の血であり、羽衣狐の敵でもあった。
だから呪いも受け継がれていた。
男は呪いがあっても母を好いていた。
だから、縁談の断りがあっても申し込みをしていたのだ
その後に今の父と結婚したので、腹がたったのだろうと今思うのだった

鯉「そういう事なのか、じゃぁ、今から敵討ちに行ってくる」
愛「え？」
鯉「だって、まだ近くにいるだろ？」
愛「.....」
鯉「来るか？」
愛「.....ｺｸ」

探しに行った
だが、すぐ見つかった

鯉「あいつか、おい！」
男「なんだ？」
鯉「今日、この子の家族殺しただろ、」
男「何言ってんだ？」
鯉「お前の従兄弟の家族だ！」
男「あぁ、裏切り者の.....生き残りがいたのか。じゃぁ、今から殺してやるよ」

刀を抜く

鯉「そうはさせるか！」

戦いが始まった
幸い、周りには誰もいなかった
傷付けたり傷付けられたりした

鯉「明鏡止水」
男「うわー！」

男は焼けた

鯉「もう大丈夫だ！」

愛は泣いていた

鯉「帰ろう」
愛「うん」

.....