❀5話 ページ7
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『あっ、ちょっと待って！』
追いかけようと鉄格子に手をかけたA
今しがた亡者によってガタガタされたため、緩くなった鉄格子は軽く力をかけただけで外れてしまった
『えっ……うわｯ!!!!嘘でしょっ
きゃぁぁぁｧｧ………………＿＿＿＿＿＿』
＿＿＿＿地獄
井戸の中からズルっと引き出されたボコボコ済みの亡者
鬼灯「あなたは反乱を企て封印していた井戸を開けましたので、再度刑を見直し更に重い地獄へ移動してもらいます。」
ボッコボコされた亡者が獄卒たちの方にぶん投げられ、回収されていく
獄「ありがとうございましたぁ、鬼灯様！」
獄「本当にご迷惑おかけしましたァァ！」
鬼灯「此処はもう少し頑丈に囲いをして封印しておこう…」
1人井戸を見ながら呟いた
『いたたたー…結構深かったぁ。』
井戸の中から、
今しがた引きずり出した亡者とは違う声が聞こえる
鬼灯「もう一匹紛れ込んでいたかッ。」
鬼灯が金棒を持って殴りかかる
『ひぇッ！！』
ゴォォオォォォォォン………
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〜Aside〜
うぅ……此処は何処だろ。
『うぁぁあ……何これ、頭がいったい…』
触るとタンコブが出来ているようだ。
ええぇ、井戸の側面にでも打ったのかな。めちゃ痛い。
『最悪だ…、建付けしっかりして欲しいわぁ…。』
医務室のような部屋の天井を見ながら、誰かが引き上げてくれたのだろうと思いにふけっていた。
キィィィ…
医者あたりが様子でも見に来たのだろう。
目が覚めたことを伝えて、薬買って帰ろう…
『あの、すみません。私井戸に落ちちゃって………』
「おや、気がついたのですね。私こそすみませんでした。」
見上げると、そこには黒い着物を着た額に角を生やした
『…………ユニコーン？』
「鬼です。」
『…………。』
確かに少し怖い顔しているけど、真剣に何言ってんだこの人
『あの……此処は。』
「地獄です。」
(…………夢なら覚めろ……覚めてぇ……)
千と千○の神隠しの、あの気持ちがわかった気がする
鬼灯「私は鬼灯といいます。
井戸の中に居たので金棒でぶん殴ったのですが、亡者の記録に貴女らしき人はいませんでした。」
『あぁ、だから頭が…。』
鬼灯「貴女が地獄の門を通って来た亡者では無さそうなので、取り敢えず医務室に。」
へ、変な所に来てしまった…
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
