❀47話 ページ49
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『それに、今度ここの桃も貰いたいですし。』
鬼灯「Aさんの行動に口出しはしませんが、アイツにはくれぐれも気をつけてください。」
『では座敷童子ちゃんを一緒に連れてきましょうか？』
鬼灯の英才教育が確立している、座敷童子の投入を提案する
ふむ、と顎に手を置き頷く鬼灯
鬼灯「いいでしょう、ここへは2人を連れて来てください。」
『良かった、では閻魔殿に戻りましょう！』
鬼灯「Aさん、少し寄るところがあるのですが。」
Aはもちろん、ついていくつもりだ
鬼灯の隣、いつもの定位置につくと微笑む
『分かりました、一緒に行きましょう。』
鬼灯「それ程時間はかかりませんので。」
『どこに行くんですか？』
サクサクと草を踏み、2人は桃源郷を歩いていく
鬼灯「……行けば分かります。」
『？』
いつもなら行き先を教えてくれそうなものだが、今回は違うようだ
『それはそうと、鬼灯さま。ここは本当に綺麗な所ですね！』
観光スポットとしても知られる桃源郷は、Aにはとてつもなく美しい場所にうつった
『地獄では常に岩でゴツゴツしているので、草が新鮮です。』
鬼灯「まぁ地獄から比べればそうでしょうね。」
『まず根本的に、陽の光が入りませんしねぇ。』
サクサクと草をふむ音が、穏やかな原っぱに響く
しばらく歩いていくと、ざわざわと賑やかな声が聞こえてきた
＿＿＿天国・
『鬼灯さま、ここは？』
鬼灯「高天原ショッピングモールです。」
『高天原ショッピングモール?!そんなのあるんですか？』
高天原ショッピングモールは観光客向けに設けられている
天国の者は物欲がそれ程無いため､あまり来ない所だ
鬼灯「天国へ来たついでです。Aさんが興味のある物を見てみては？」
『いいんですか！ではお言葉に甘えて。』
Aは現世以来のショッピングモールに胸が踊る
鬼灯はAの後ろに付き、はぐれないように歩く
『鬼灯さま､本屋さんもあるみたいですね？』
鬼灯「ショッピングモールなので、基本的に何でも揃っています。」
少し歩いては他の店、少し歩いては他の店
Aはふと1つの店に入った
看板には"アクセサリー"の文字が掲げられている
『和装が一般的だからなのか、簪が多いですね？』
鬼灯「ネックレスとかもありますよ。」
『綺麗✧︎』
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
