❀42話 ページ44
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鬼灯「Aさん、今日は天国に行きます。」
地獄に来たばかりなのに、次は天国だと
天国、地獄、大地獄の遊びを思い出した
『もう天国行きですか？！』
鬼灯「寝ぼけてるんですか？用があるので行くんですよ。」
寝ぼけてないのに、ボケ扱いされるA
座敷童子は見上げて、口にする
一子「スケコマシの所？」
二子「また店潰れさせる？」
鬼灯「今回はAさんも居るので、また今度に。」
気分屋さんな2人は、またタタタタタタッと駆けていった
部屋が隣なこともあり、やはり1番先に顔を合わせた2人
鬼灯は寝起きとは思えない程に、目が開いている
『鬼灯さまは朝強いんですねぇ。』
鬼灯「そんな事ないですよ、弱い方です。」
『あ、私の声で起きてしまいましたか？』
鬼灯は首を振る
Aは小声で話していたつもりだが、この手の相手は敏感に起きそうだと感じた
鬼灯「普通に目が覚めただけなので､大丈夫です。」
『そうですか。
あの、天国って私も普通に行って大丈夫なんですかね？』
地獄の住人になったからには、天国など行けないのではと思考を巡らせる
鬼灯「そこら辺は問題ありません。居住は出来ないだけで。」
『へぇ､天国に行けるなんて素敵ですね。嬉しいです𑁍𓏸𓈒』
ふにゃっ、と笑うAに鬼灯は少し目を逸らした
何か変なことを言ったのかと、少し鬼灯の顔を覗いてみる
『どうかしましたか？？』
鬼灯「いえ、朝食を食べに行きましょう。」
『はい、お腹すきました！』
2人は食堂に向かうことにした
＿＿＿＿＿天国・桃源郷
桃源郷の一角に建てられた漢方薬局
建物の看板には［うさぎ漢方 極楽満月］の文字がある
まさに天国のど真ん中にあるここからは、まるで地獄の様な音が聞こえてきた
バチィィィィィィィィィィンッ!!!!!!
女性「この最低野郎！」
鼻息をふんふんさせて出てきた女性
その後ろでは、頬に赤い紅葉を貼っつけた男が立っていた
「何でだろ〜？まぁたこれだよ。」
「日頃の行いじゃないですかー？」
「発○期は誰にでもあるでしょ？哺乳類も鳥類も。」
「アンタは万年発○期だろッ!!!」
なんともまぁ、不純な言葉が飛び交う飛び交う
「あれ、そういえばそろそろ鬼灯様がいらっしゃる頃じゃないですか？」
「げっ…、もう薬草きれる頃じゃん。最悪、厄日。」
厄日である
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
