❀41話 ページ43
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＿＿＿＿翌朝 AM7:00
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もぞもぞと動き、スマホの目覚ましを止める
まだ辺りは薄暗いように感じるが、ここは地獄
それが普通なのだ
『ん…、朝なのに暗いぃ〜。』
起き上がってベッド周辺を見渡すが、昨夜居たはずの座敷童子たちは何処へやら消えていた
お風呂の後に、洗濯して置いた服は乾いている
着の身着のまま此処へ来てしまったため、1着しかない
『まぁ…洗ったし。』
昨日と同じ服を着て、髪をとかし、化粧をしていく
ありがたいことに、ドレッサーも用意されていて支度は捗る
何時に鬼灯と合流し、行動するのかは分からない
『鬼灯さま、もう起きてるかな？』
昨夜はそこまで遅いわけではなかった
さすがに起きている頃だろうと、Aは部屋のドアに手をかける
ギィィ…
心做しかそぉっとドアを開け、廊下に顔を出してみた
しんっ、と静かな朝の空気が立ちこめている
遠くの方で微かに、まな板と包丁のあたる音が聴こえた
きっと厨房はもう動き始めているのだろう
『朝ごはん、何だろう…。』
そんな独り言を呟いて、天井に目をうつす
座敷童子たちが、タタタタタッと気配なく走っていた
いつの間にやら廊下の天井へ
『子供は朝から元気だなぁ〜𑁍𓏸𓈒』
一子「Aさんだ。」
二子「Aさん､おはよ。」
ちゃんと挨拶までしてくれる2人に顔が緩む
本当に可愛らしい妖怪だと、改めて思うのだった
『おはようございます､一子ちゃんと二子ちゃん。』
廊下に響かない程度に声をかける
2人は降りてきて、Aの横にピタッと並んだ
一子「ねぇねぇ。」
二子「また部屋遊びに行ってもいい？」
何を聞かれるかとも思えば、きっと昨夜の大福が気に入ったのだろう
『2人は和菓子が好きなんですか？』
「座敷童子は小豆が好きなんです。」
座敷童子たちではない声が聴こえた
着物をきちっと着て、相変わらずの涼しい顔で立つ鬼
『おはようございます､鬼灯さま！』
鬼灯「おはようございます､Aさん。」
鬼灯は近付いてきて、座敷童子たちの頭を優しく撫でる
2人は心地よい様に目を細めた
『小豆が好きなんですね、なるほど！用意しときます。』
一子「ありがとう。」
二子「ありがとう。」
鬼灯は向き直ってAの方を見た
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
