❀39話 ページ41
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座敷童子、一子と二子を連れて廊下を歩く
Aはこの2人が仲に入ることで、ひとときの安らぎを感じていた
『2人とも鬼灯さまのことが大好きなんですね。』
一子「うん、ここの人達みんな好き。」
二子「あのスケコマシは嫌い。」
Aは、"あのスケコマシ"が誰なのか見当がつかない
きっと自分の知らない人なんだろうとスルーした
鬼灯「Aさん、着きました。」
『あ､本当ですね。鬼灯さまの部屋の様に分かりやすく改造しようか悩みます…。』
鬼灯「そのうち慣れますよ、開けてみてください。」
Aが言われた通りに、ドアノブに手をかけた
ギィィ…
と､音を立てて開く扉に生唾をのむ
『わ…！すごいですね！』
そこには今日の今日まで、物置だったとは思えない部屋があった
綺麗に片されたところには、真新しいデスクや椅子
更にはベッドに小型の冷蔵庫など…
『これ､どうしたんですか?!』
鬼灯「家具類は、お香さんがAさんの為に用立てました。貴女のことを気に入ったみたいです。」
『後日お香さんにお礼をしなければ！』
部屋は白を基調とした家具で統一され、所々に淡い色が散りばめられている
白で目立たないが、よく見ると装飾も施された物が多い
一子「かわいい部屋。」
二子「今日はここに泊まろう。」
鬼灯「ダメですよ、Aさんは初日で疲れていますから｡」
そう言われて、頬をぷくぅと膨らませる2人
何とも可愛らしい拗ね方をする
じとっとした目で鬼灯を見て、まるで鬼灯の子供のようだ
『大丈夫ですよ、鬼灯さま。2人とも今日はここにどうぞ。』
一子「Aさん、天使。」
二子「Aさん、好き。」
鬼灯は座敷童子たちに注意したが、A本人が良いと言うのならと諦めた
鬼灯「では、お願いします。何かあれば隣ですので。」
『ありがとうございました。また明日からよろしくお願いします、鬼灯さま。』
互いに一礼するとそれぞれ、部屋へと消えていった
＿＿＿＿Aの部屋
〜Aside〜
初日からひとりの部屋は寂しかったし、座敷童子ちゃん達が来てくれて良かった…。
部屋に入ってすぐに、壁から天井からあらゆる場所を走り回っているけど。賑やかなのはいいなぁ〜♪
『あ、一子ちゃんと二子ちゃん。お菓子食べる？』
忘れていたけど、衆合地獄で買ったお菓子があったはず。
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
