❀33話 ページ35
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鬼灯「Aさんの弁当が美味しかったです。」
閻魔「そぅそぅ､鬼灯くんがお弁当持ってくるなんてビックリしたよぉ！しかも取られないように必死で守ってr＿＿」
鬼灯「舌引っこ抜いて、口縫われたいんですか？」
閻魔「ひぃｯ!!」
食堂のメニューの話をしているのに、お弁当の話になった
しかしAはお弁当を渡してから鬼灯と会っていなかったこともあり、感想をきけたことに胸を撫で下ろす
『そうでしたかぁ…､一生懸命作ったかいがありました𑁍𓏸𓈒』
ふんわり微笑むAは、ここが地獄か忘れてしまう程だ
和やかな空気が、その場を取り巻く
『またいつでも作りますよ。』
鬼灯「ありがとうございます。」
閻魔(愛妻弁当じゃんそれ…。)
3人は話をしながら、食堂の入口へと向かう
既に獄卒がぞろぞろと食堂へ入っていくところだった
ふと、いい匂いが漂ってきて鼻腔をかすめる
『おぉ〜、社員食堂ぽいですね！』
中へ入ると、厨房から湯気が立ち上り皆が並んでいた
メニューは現世とそれ程変わらないようだ
閻魔「あぁ〜お腹空いたぁ！いつもの爆盛りで。」
厨房では「はいよぉ！」っと威勢のいい声が飛んでくる
鬼灯「Aさんは何にしますか？」
結構な種類で豊富な上に、食べたことのないものもあった
メニューを見渡しながら何を食べようか吟味する
『あ､金魚草定食。』
鬼灯「それなら、フライがおすすめです。」
金魚草定食を頼もうとするAに、閻魔大王は何時ぞやの金魚草濃縮ジュースを思いだす
閻魔「金魚草の刺身は美味しいよねぇ？鬼灯くんは解体ショーとかもしちゃうんだよ〜。」
『お刺身も食べてみたいですね〜』
鬼灯「金魚草フライ定食と、天丼大盛りをお願いします。」
鬼灯は淡々と2人分の注文をつけていく
Aは自分の分こそ頼もうと思っていたが、先に言われてしまった
『鬼灯さま、次からは自分で頼みますよ。』
鬼灯「あぁ、頼んでみたかったんですか。」
『地獄に来て初の食堂ですからね。』
Aは少し考えると、厨房に声をかける
『すみません、餡蜜もお願いします。』
厨房「はいよぉ！」
リベンジを果たしたAは、少し満足気な顔をした
閻魔大王は先にご飯を受け取り、いつものテレビのあるテーブルへと腰掛けている
鬼灯とAも、それぞれ受け取るとその席に向かった
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
