❀31話 ページ33
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閻魔大王、鬼灯、Aは食堂へと廊下を歩いていく
ふと、閻魔大王がAに話しかけた
閻魔「Aちゃんて、食堂に入ったこと無かったけ？」
『ありませんよ？初めて行きます。』
今日初めて案内される閻魔殿を、Aは全く知らない
もちろん食堂へも今からが初めてだ
閻魔「あれぇ、じゃあ儂の勘違いかなぁ？な〜んか食堂で見た感じがするんだけどねぇ？」
閻魔大王は、食堂でAを見たような記憶を勘違いなのかと首を傾げる
う〜ん、う〜んと唸る閻魔大王に、鬼灯は
鬼灯「この前の番組じゃないんですか？」
閻魔「あーーー！そうそう!!
マキミキの番組に、現世中継インタビューでAちゃんが出てたんだよねぇ！だから食堂で見たんだ！！」
※13話参照
思い出したと言わんばかりに、にこにこする閻魔大王
『マキミキ…ですか？？インタビュー………、あッ！』
Aも、大学の帰りにタレントの様な2人に会ったことを思い出した
さして現代のアイドルやタレントなどに疎いほうでは無いのだが、2人のことは知らなかった
『とても可愛い方たちでしたけど、もしかして…』
チラっと鬼灯の方を見るA
鬼灯「ええ、マキさんとミキさんは地獄出身です。」
『そうなんですね、中継だったんですか……。あれ…。』
この時点で、Aは少し違和感を覚えていた
鬼灯が、"この前の番組"と言ったことに対してだ
『えっと…、すみません。少し待ってください。』
閻魔「どうしたの？Aちゃん。」
Aの声に、2人は食堂へ向かう足を止めた
何かがおかしいと、頭の中で思考が巡りまわる
Aが感じた違和感はだんだんと膨らみを増していた
自分は"今日"大学の帰りに、
その後、占い師に出会ったのも"今日"で
地獄にいきなり飛ばされたのも紛れもなく"今日"だ
『＿＿＿＿その番組って、"今日"でしたよね？』
鬼灯と閻魔大王は、Aの発言に顔を見合わせる
『私、ここに来る直前にインタビューうけたんです。こちらに来るのが、随分タイムリーだなぁと思いまして…』
声色が少し不安の色を帯びていた
きっと鬼灯たちが多忙で、今日の昼中継を忘れているだけだと
そう信じたい
＿＿＿＿そうでなければおかしいのだ
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
