❀29話 ページ31
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鬼灯「貴女、意外と小さいんですね。」
『鬼灯さまが大きいだけです。何センチでしたっけ？』
鬼灯「185センチです。」
Aは160センチなので、最近の女性としては平均身長だ
ただ鬼灯とは25センチ程の差があるため小さく見えるのだろう
『お香さんが長身なので、そう思うのでは？』
お香は168センチと背が平均よりも高めである
鬼灯と一緒にいることが多い女性としては、お香が1番だ
2人は元イザナミの部屋の前にて立ち止まった
鬼灯「さて、ここがAさんの部屋になります。」
『おぉ…。部屋の中はどうなって＿＿』
鬼灯「まだです、後でまた来ましょう。」
気を利かせて全ての家具を中に入れたのだろう
せっかく獄卒らが、中を片している最中なので完璧な状態で見せるべく開けるのを制した
Aは手を引っ込めて、ただ自分の部屋になった扉を見つめる
『どうしましょう。』
鬼灯「何がですか？」
『いや、どんな部屋かワクワクしてきて。…ワクワクです！』
ワクワ○さんかと思うほど、胸の内はワクワクだ
隠されれば俄然見たくなるのが、人の
鬼灯「今夜見れますよ。はい、次に行きます。」
『はい！今夜楽しみ…𓂃 𓈒𓏸』
閻魔大王の部屋の前で二手に別れているため、ここで男性寮と女性寮を説明する
鬼灯「基本的に異性の寮へは立入りが制限されています。」
『どうしても用がある時は、どうするんですか？』
鬼灯「私に話を通すことですね。または、寮外で会うこと。」
寮はあくまでも寮なのだ
逢い引きは外でが、常識なのである
『私は鬼灯さまの部屋へ行ってもいいのにですか？』
鬼灯「私が間違いを起こすことは、断じてないので。」
真顔でそう語る鬼灯に、Aは理性の塊なのだと悟った
頷きながら納得する
寮の案内が一通り終わって、次は風呂へ
＿＿＿＿閻魔殿・湯殿
温泉旅館などでよく見る、"殿"と"姫"の
閻魔殿の風呂は、温泉旅館と銭湯の間のような風貌をしている
鬼灯「ここは地獄名物、地獄温泉が湧き出ています。八大地獄と言えば温泉、と言っても過言ではありません。」
『え、お湯は熱くないんですか？』
八大地獄の湯は熱湯も熱湯
普通は拷問の釜ゆでに使うことさえする程に熱い
鬼灯「そのままは熱いので足し水をしています。」
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
